2008年ベストアルバム(穀雨version)
このところ日本勢を中心に充実した新譜がリリースされ、半分が初登場という入れ替わりの激しいランキングとなりました。ぜんぜん手が回ってませんが、ワールドミュージック関連にも聴きたいのがたくさんあるんですよねぇ。まぁぼちぼちいきますわ。ということで、よろしくどうぞ。
1.SCOOBIE DO/パラサイティック・ガール
2.鈴木慶一/ヘイト船長とラヴ航海士
3.木村カエラ/+1
4.SEEDA/Heaven
5.キリンジ/7 -seven-
6.THE MARS VOLTA/The Bedlam In Goliath
7.R.E.M./Accelerate
8.Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORY/Beautiful Tomorrow
9.ORQUESTRA IMPERIAL/Carnaval So Ano Que Vem
10.CLARE & THE REASONS/The Movie
♯
初登場のCDを中心につらつらコメントを。ちなみに上掲ジャケットはベスト3。
1.は待望のフルアルバム(去年のベストテンにはミニアルバムを入れた)。とにかく勢いありまくりの傑作。夏向きポップなソウルチューン「真夜中のダンスホール」に代表される粒揃いの各曲もさることながら、フルアルバムならではの緩急つけた流れが素晴らしい。特に爆発するファンクロック「散歩男」〜「だめだこりゃ」からメロウな「Sunset Summer Breeze」につながる中盤は最高。後半の「DRUNK BEAT」(サンバでズンドコな酒飲め音頭)〜「僕不安です」(タイトルもいいスローファンク)という流れも病みつきになるし。
生ぬるい癒し系や自分探し系とは対極にある音で(自分にやさしいオーガニックライフに一石を投じる曲もあり)、聴いてると背筋がシャキッとする。テクと志とアホさを兼ね備えたバンドだから信頼できるのだ。あと個人的には、土岐麻子さんのコーラス参加と宇宙服ジャケがとても嬉しかった(昔から宇宙服フェチなもんで)。
♭
シングル曲が当初ピンとこなかったため、正直ちょっと不安だったのが3.。いやいや、なかなかどうして。やっぱ彼女いいっすわ。まぁ奥田民生、石野卓球、ミト(クラムボン)、高桑圭(グレイト3)、會田茂一(エルマロ・彼はライヴツアーにも帯同)といつも以上に豪華な作家陣だしね。アルバムの中で聴くとシングルもだんだん良くなってきたけど、やっぱり非シングル曲の出来がいい。特にラストの「Humpty Dumpty」(DE DE MOUSE作)は名曲。ほんのりオリエンタル(中華風?)で春めいて、まさに今の季節にぴったり。聴かず嫌いの方にもぜひ聴いてもらいたいアルバムです。興味のある方はこちら(カエラ嬢のセルフ・ライナーノーツ付き)やこちらもご覧ください。
4.は前回よりもランクアップした唯一のCD。バックトラックがカッコ良く、ヘヴィな経歴とは対照的にポップで清々しい印象すら受ける和製ヒップホップ。
7.はギターバンドの面目躍如と言える好盤。いちばん好きだった頃の彼らが戻ってきたような気がして、素直に嬉しい。"Document"や"Green"を彷彿とさせると言えば、昔からのファンには堪らないのでは?
2.と5.は先日アップしたこちらを参照のこと。
♯
ベストテン圏外で気に入ってるのは、この3枚。
・MAP/Debout La D'dans!
・高田みち子/TOKYO GIRLS TALK
・サカナクション/NIGHT FISHING
それぞれ順にコメント。アコーディオンやヴァイオリンなど生楽器が絡むフレンチ・ラップ。国境マスターもお気に入りの子供には分からぬシティ・ポップス(タイトル曲はDJでもOK)。くるり、スーパーカー、オザケンを彷彿とさせる今後楽しみな若手バンド(ただし、ちょい線細め)。
こちらはまだサラッとしか聴けてないけど、なかなか良さそう。ちなみに後者は16年ぶり(!)の新譜。いつ聴いても彼らの声が好きだなぁ。
・SNOOP DOGG/Ego Trippin'
・THE B-52s/Funplex
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最後に再発もの。下記2枚がオススメです。
・KENNY RANKIN/Silver Morning
・NICK LOWE/Jesus Of Cool
前者はボサノヴァ好きにぜひ聴いてもらいたいSSW名盤(紙ジャケリマスター)。ビートルズのカバー2曲を含む人気盤。後者は今年発売30周年を迎えデラックスになった(ボーナス10曲入り)ニック・ロウのデビュー作。パブ・ロック、パワー・ポップ好き必聴の名盤。ちなみにCD未収録曲がダウンロードできるおまけ付き。
以上、少しでも音楽生活の参考になれば幸いです。てな感じで、また。
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