November 23, 2007

「BIOMBO/屏風 日本の美」展ほか

先週日曜、大阪市立美術館「BIOMBO/屏風 日本の美」展を見に行ってきた(12/16まで開催中)。先日見た京都の狩野永徳展(こちら参照)と違って人も少なく(それでもぼちぼち入ってたけど。あくまで比較の問題)、ゆったりと見ることができて幸せな気分に浸れた。やっぱりこれくらいの余裕がないとね。前後半で入れ替えが結構あるため、もう一回行こうかと画策中。以下、特に気に入ったものを列挙すると。

*泰西王侯騎馬図屏風(サイズがでかく、惚れ惚れ。エチオピア王の姿も)
*レパント戦闘図・世界地図屏風(前者はレパントの海戦、後者には人魚も)
*豊国祭礼図屏風(輪になった民衆の躍動感)
*柳橋図屏風(色も渋く、スタイリッシュ。現代でも十分通じるデザイン感覚)
*四季折々の風俗画(特に田植え・収穫など農作業の風景があるもの)

事前に想像していたよりも非常に見応えがあり、大満足。とりわけ上の二つは、日本+異国(日本画+洋画、屏風+異国の人・物・事)のB級的な混ざり具合が抜群。南蛮屏風(後半で展示。見たい!)にも通ずるエキゾチシズムとともに、本物にはなり切れない「えせっぷり」がたまらなかった。これはラテン歌謡などの「まがい物」が好きな音楽の趣向にもつながってるんだろうなと思ったり。また僕自身が最も興味のひかれるポイントは、異文化が交差するところ(誤解や曲解も含め)にあるんだなと再認識したり。屏風そのものの素晴らしさに加え、そんな自分の立ち位置を確認できたことも有意義だった。



当日は文庫本も久々に購入。まず古本屋で「果実酒入門」(カラーブックス)を。美術館では「江戸商売図絵」を。特に後者はすべて図入り、600ページ超の労作。衣食住、薬、芸能などに加え、物貰いや季寄せに関する仕事も紹介されている。昔は色んな商売があったんだなーと(今でも残っているものもあるが)、パラパラめくって楽しめる一冊。「わいわい天王」「すたすた坊主」「親孝行」という仕事(笑)が、どんなのか気になる方はどうぞ。



江戸/芸能つながりで言うと、落語特集の雑誌も買ってたっけ。サライ「続・落語入門」、男の隠れ家「落語を愉しむ」がそれ。喜んで買ってきたはいいけど、ゆっくり落語を愉しむ余裕がないんだよなぁ…。何とか時間を捻出したいとは思ってるんだけど。寄席にも行きたいしね。



日記をご無沙汰してるんで、最後にちょっと近況報告。つい最近新しく始めたことがあって、平日も休日も結構忙しくしてます。以前に比べてまとまった時間が取りにくくなってるんですが、細切れの時間で何とか音楽聴いたりしてます。日々忙しいけど、楽しくやってます。ホントありがたいことです。

September 16, 2007

東京物語(8/16)

多忙につき更新遅々として進まず。すいません。何とかこの連休で頑張ります。いつの間にか一ヶ月も周回遅れに(汗)



東京ステイ中日。朝ご飯を食べてたら、以前勤めていた会社の先輩(兼DJ仲間)から電話あり。突発的な事情により、残念ながら今日のDJイベントには参加できなくなったとのこと。その代わり、会社近くでランチをすることに。久々に元の会社へ行くと、受付の雰囲気がちょっと変わってた。お盆で少し暇だということもあり、1時間半ほどゆっくりと昼ご飯。仕事に関する話を中心に。きちんと考えを持って仕事をしている人の話は学ぶべき/共感できるところが多い。有意義な時間だった。

とにかく暑いので、カフェで一休みしてから、一旦ホテルへ避難。TVを見ながらしばし休憩。なんでも岐阜・多治見と埼玉・熊谷では史上最高の40.9℃を観測したらしい。どうりで。

イベントの前に、幼馴染みのお宅に訪問。彼とはたまに田舎で会ってるけど、奥さんとは相当久しぶりだったし、お子様とは初対面。クラシックギターの練習成果を聞かせてもらったあと、ずっと本の話。マンションからは話題の某有名人宅が見えた。

時間が迫ってきたんで、国境の南へと向かう。途中ブックファーストに寄り、新書を2冊購入。「安心社会から信頼社会へ」と「旅芸人のいた風景」。前者は先ほど会ってた友人にオススメされたもの。

7時頃、国境の南に到着。イベント開始までマスター、ヘルプに入ってたNちゃんと談笑。ぼちぼち人も集まってきたので、DJを始める。いつの間にか多くの友人、お店の常連さんなどでお店は満員御礼。すっかりいい気分で好きに音楽かけさせてもらいました(いつものことですが)。この曲何ですか?と聞いてきた外人男性お二方が、実はとても著名な方だと後で知って驚いたり、かなり趣味の合いそうな人と新しく知り合ったり。そんな楽しい夜でした。6時間以上に渡り、盛り上がった宴も深夜2時半頃お開きに。僕はと言えば、2時くらいから半分寝てたような気がしますが…。



さて遅まきながら御礼。急なお知らせにもかかわらず、たくさんの方に来ていただき、本当にありがとうございました。DJsもお疲れさまでした。今回も色んな人に会えて、ホント楽しかったです!お盆につき旅行などで来られなかった人、またお盆だけど仕事の都合で来られなかった人、上京したらまた声かけますんで、ぜひよろしくお願いします。

July 29, 2007

[Diary] 7/22

TVで久々に喜味こいし師匠(夢路いとし喜味こいしの弟さんの方)を拝見する。少しだけだが、いとしこいしの昔の漫才を見ることができた。さすがは名人、今見てもめちゃ面白い。間の取り方やお二人のキャラの対比に何とも言えない味があるよな。



元々は児童向け図書である「非・バランス」(魚住直子さん・講談社文庫)を読了。小学生の時に受けたいじめが原因で、中学では友達を作らずクールに生きていくと誓った女の子「私」。人知れず悩みを抱えたOLのサラさん(こちらの記述にもグッと来る)や同級生と出会うことにより、過去と決別して新たに自分の居場所を見つけていく再生の物語。

ハイライトと言える緑のレインコートのくだりはホントに爽快。また、陰湿な抵抗が、実は自分や自分の大切な人をも傷つけてしまうという辺りには思わず唸ってしまった。子供向けというよりもむしろ、人間関係・仕事でお悩みの大人にこそ読んでほしい作品です(薄いのですぐ読めますし)。オススメ!

July 06, 2007

[Diary] 7/1

朝早くから昼過ぎまで、部屋の片付け。だいぶすっきりした。段ボールに入れたまま忘れていたアナログ盤を発掘。昼、やって来た叔父と久々に話す。

Akoya
午後からタワレコへ。先日買ったジョン・レノン・カバー集(2枚組)が不良品だったため交換(Disc1が2枚入っていた)。ついでに、CAKE"B-Sides And Rarities"、MARISA MONTEの1st(これだけ持ってなかった)、AKOYA AFROBEAT"P.D.P."(内容も相当カッコイイけど、上記ジャケだけでも買い。フェラ・クティやアフロビート好きの人は必聴)を購入。しばらくしてFTと5Fで合流。

早めから飲もうと思い、店を探す。なかなか双方の合意が得られないため、しばらくウロウロ。ようやく二人のアンテナに引っかかったのは、もつ鍋「博多屋」(店構えが期待できる感じ)。暑いけど、もつ鍋。暑いから、もつ鍋。日曜夜ということもありお客さんはぼちぼちだったが、人気店らしい雰囲気が漂う。とりあえずもつ鍋を頼んだが、こりゃ美味い。とにかくビールが進む。何だかんだ話したあと、チャンメンで締め。満足度非常に高し。寒い季節はたぶん予約必至だろうなぁ。

FTと別れ、ジュンク堂へ。閉店間際だったんでサクッと見て、ジ・オフィシャル・クレージーキャッツ・グラフィティ、あたらしい教科書(古典芸能)など購入。

July 02, 2007

[Diary] 6/27

大阪へ行ったので、ジュンク堂とタワレコに立ち寄る。それぞれの合間に喫茶店。

ジュンク堂では、岩波新書の「シリーズ日本近現代史」最新刊を。もう5巻まで刊行されているが、僕はまだ1巻目の途中で休止中。早く追いつかなきゃな…。

Microshot
タワレコでは新譜ばかり4枚購入。UA(歌もの回帰で、とてもいい)、BEASTIE BOYS(久々のインスト集)、JOHN LENNONカバー集(アムネスティ・インターナショナル関連の2枚組・メンツが豪華)、そしてmicroshotのデビュー作"shot in the dark"(写真上)。

マイクロショットはメロディカを中心としたインスト・ルーツレゲエ/ダブ・バンドで、僕がまだmaoのスタッフをしていた時(たぶん4年ほど前)に知り合ったとても感じのいい(加えて服のセンスもいい)若者たちで構成されている。こうして初のフルアルバムが出ることになって、とても感慨深い。

一聴してまず思ったのは、バンドの屋台骨である藤川君のベースがとてもいい感じで鳴っていること。ベースラインを追っていくのがホントに気持ちいい。ダブミキサーとして参加している石本さん(mao社長/pasadena)、グッジョブです!これからの季節、ヘヴィローテーションになるであろう一枚。ところで、大阪ツアーはないんでしょうかね?

June 29, 2007

[Diary] 6/24

ハイファイに注文していた松永さんの単行本「20世紀グレーテスト・ヒッツ」が届く。紙質が良く(こだわりのある手触り)、中身もぎっしり。僕も直接知っている方が何人も出てくるし、じっくり楽しみながら読ませてもらおう。

NHKスペシャル「新シルクロード」を見る。祖国を追われた様々な民族。苦悩する人々。「私たちは厄介者なんでしょうか」ーカザフスタン在住チェチェン人の言葉が重い。

続けてスポーツニュース。プロゴルファー杉原輝雄、70歳にしてレギュラーツアー(シニアではなく)で頑張っている姿に感激。陸上の澤野大地(棒高跳び)、池田久美子(走り幅跳び)のコンビも良かった。種目は違えど、刺激を受け合える同世代がいるのは素晴らしいことだ。

June 28, 2007

[Diary] 6/21

朝から家で捜し物。目的のブツを無事発見。加えて、行方不明になっていたザ・バンドのボックスセットが段ボールの中からひょいと顔を出す(数ヶ月前、相当探したが見つからなかった)。落ち着いたら部屋片付けよう。mustだ。

昼、友人のクリニックで健康診断を受ける(なるべく定期的に受診した方がいいなー)。クリニックの雰囲気は落ち着く感じで(真っ白が基調でないのがいい)、受付・看護師さんの応対も良く、なかなか居心地のいいところだった。評判がいいのも頷ける。検査の合間には、でかいCTの機械をまじまじ見たり。健診終了後、2Fの自宅に上がらせてもらい、一緒に昼ご飯をいただく(ご馳走様でした)。友人とは近況報告、奥さんとは子育て(主に学習方法)について話す。

帰り道、本屋でパスタ本を購入。レシピがたくさん載ってるのがいい。家で採れる季節の野菜を使って、何か作ってみよう。手始めは茄子かな?

家に帰ると、誰かにいただいた「あん入りわらび餅・抹茶あん」があった。地元の和菓子メーカー製だったが、思いのほか美味しかった。

Pe2nd
パブリック・エナミーの2nd('88年)を聴く。尋常でない緊張感、サイレンのループなど今聴いても十分すぎるほどカッコイイ。計算ずくの役割分担も今更ながら恐れ入る。音的にもキャラ的にも、これを超えるMC/DJのコンビはちょっと思いつかない。

June 24, 2007

[Diary] 6/20

Zukan_syokubutsu
自転車で外出。帰りに本屋で「ポケット版 学研の図鑑<2> 植物」など購入。これ前から気になってはいたが、あじさいを見に行ったのが購入のきっかけ(ホントに色んな種類があるなーと思った)。図鑑なんて買うの久しぶりだ。そう言えば、小学生の時は図鑑ばっかり飽きもせず読んでたなぁ。

夕方から信じられないほどバタバタ。

June 23, 2007

[Diary] 6/17

田舎町に住んでいて困ること。それは気になっている本が周回遅れで本屋に入荷すること(もちろん入荷しないものも多い)。都会に住んでいた頃には思いもよらなかったけど、これはホントにフラストレーションが溜まる。すべての本をネットで注文するわけにもいかないし。

地元では見かけない新刊本や一度中身をチェックしてから買おうと思っている本がこのところ急に増えてきたんで、いつものジュンク堂へ。入るとちょうど、三浦しをんさんのサイン会終了とのアナウンスが。そっか、ここでやってたんだ。1時間強ウロウロして、お目当ての本を購入。スッキリ。いろいろ見ているうち新たに欲しい本が増えてしまったので(苦笑)、かなり厳選して購入(高校の同級生が久々に出した本など)。中身要チェック本については、類似テーマ本も含め相当数見る。が、求めていたものとギャップがあったため購入見送り。普段買わないジャンルのものは、やっぱちゃんと中身確認した方がいいな。

珈琲飲んで一休み。そのあとタワレコ。リチャード・トンプソンの新譜"Sweet Warrior"(個人的には久々の会心作だと思う)、ロキシーの紙ジャケ(またもや)を購入。あわせてレコードコレクターズ(特集:80年代ロック・アルバム・ベスト100)、ミュージックマガジンも。

父の日のプレゼントを購入して帰宅。母の日と違い、過去に何かプレゼントした覚えがあまりないなぁ、正直なところ。

帰りの電車でレココレの80年代特集を読む(100位→1位へとカウントダウン方式で)。おっ、なるほど、微妙、嘘だろ、意味ないじゃん、といった様々な感情が入り混じる。ちょっと予想はしていたものの、失望度は先月(70年代特集)を大きく上回ってしまった。80年代はまさに僕の思春期・音楽への目覚めの時期と重なるので、どの年代よりも思い入れが強い。そういうのも影響しているんだろうな。

正直に言って、すごく違和感のあるランキングだと思う。好みの違いこそあれ、同世代で同じ様な感想を持つ方々が多いのでは?予想通り、いろんなところで侃々諤々となっているようだ。納得できる部分も多いんだけど、「リアルタイムのワクワク感」や「外見はポップだがコアな中身を持つアーティスト」というとても大事なところが抜け落ちてる感じがするんだよなぁ。多感な時期にリアルタイムで(良くも悪くも)80年代を享受してきた者にとっては、あの頃の空気感が伝わり切れてない気がする。キレの悪さがもどかしい。

とは言うものの、これだけまとめあげるには相当ご苦労もあったでしょうし、ある意味80年代ロックに関するいいネタを提供していただいたとも言えるわけで。もちろんそこは十分感謝したいと思います。余裕があればそのうち、僕の感想および80年代ベストアルバムランキングをアップします(ちなみに僕のベスト5は、すべてベスト10以下もしくは選外でした…)。

June 18, 2007

[Diary] 6/14

近畿地方、梅雨入り。

年金、コムスン、NOVA。これらのニュースを毎日見るたび、あまりの酷さにうんざり。

大雨の中、外出。用事を済ませ、お茶してから、ジュンク堂へ。いつもと違う場所なので新鮮。サライ(男の料理特集)や「けっこん・せんか」文庫(阿川佐和子・壇ふみ共著)を購入し、帰宅。

しかし今日は蒸し暑かった。ふぅ。落ち着いたら久々に料理も再開したい。