[DJ EVENT] 日本のうた@渋谷・国境の南setlist (4/27)

こんにちは。皆さま、連休後半いかがお過ごしでしょうか。先日こちらで告知したDJイベント「日本のうた」@国境の南、お陰様で盛況のうちに終了しました(一時は立錐の余地ないくらいの満員状態でした)。本ブログでのお礼が遅くなりましたが、お越しいただいた皆さま、UST見ていただいた方々、ママ&マスター、本当にありがとうございました!

DJsもお疲れさまでした〜。最高の選曲、楽しかったっす!また夏頃イベントやりたいっすね!連休前半初日ということで、準備にバタバタして到着が遅くなったりしましたが(すみません…)、企画してホント良かったです。久々に色んな人と音楽を通して楽しすぎる時間を過ごせました。ネット上でしか知らなかった人たちも来てくれてとても嬉しかったですし、今後新たにイベントなど企画できればと思ってます。しかし、もう一週間も経ったんですね、ホント早いです。



久々に朝5時までやりましたが(一応12時過ぎ終了予定のイベント・笑)、ワイワイ楽しく、他DJの選曲も抜群で、あっという間に時間が過ぎた感じです。前回あげたセットリストを参考にしてくれた方もいたため、今回も一応載せときます。ただメモなど取ってなかったため、順不同で。また1〜2曲間違ってるかもしれませんが、あくまで参考程度ということでその点はご容赦ください。

内訳としては、7インチ盤がちょうど8割(#1〜#41)、CDからは5曲(#42〜#46)、LP音源をCD-Rに焼いて持参したのが5曲(#47〜#51)でした。やっぱ歌謡曲は7インチが盛り上がるし、目も耳も楽しいですね!それにしても、かけたいのがありすぎて、持って行ったレコードの3分の1もかけられなかったのは残念でした。。特にたくさん持って行ったトシ(田原俊彦)、テル(西郷輝彦)あたりは、ほとんどかけずじまいでした。その時の雰囲気なんかもありますんで、これは仕方ないところですが。

とは言え、リズム歌謡や女優、アイドルから、アニメ、ヅカレコまで色々かけれて相当楽しかったです。以下、僕一人分のセットリストですが、何かの参考にしていただければ幸いです。よろしくどうぞ。



1.中村晃子/気まぐれ列車
2.五木ひろし/夜汽車の女
3.ヒデとロザンナ/恋愛狂時代
4.田原俊彦/チャールストンにはまだ早い
5.フォーリーブス/ちょと待て下さい
6.野口五郎/鼓動
7.松あきら/アイ・ラブ・タカラヅカ音頭
8.古城都/タイム マップ
9.平山みき/冗談じゃない朝
10.ゆうゆ/25セントの満月
11.森尾由美/お料理マンボ
12.片平なぎさ/なかなおり
13.桂三枝、片平なぎさ/幸せにキッスしたら
14.舟倉たまき/気分はレッド・シャワー
15.麻衣/Take Me For A Love (A Night In New York)
16.西城秀樹/ふたりの世界
17.西城秀樹/至上の愛
18.シネマ/電話・電話・電話
19.風間杜夫/アンジェリーナ
20.伊東ゆかり/愛するあした
21.谷ちえ子/花の女子高数え歌
22.松谷祐子/宇宙は大ヘンだ!
23.加茂晴美/ときめきトゥナイト
24.山本リンダ/燃えつきそう
25.かおりくみこ/Lはラブリー
26.岩崎良美/月の浜辺
27.岩崎良美/オシャレにKiss me
28.太田裕美/ロンリィ・ピーポー
29.渡辺満里奈/トロピカル・ジュース
30.岡崎友紀/愛々時代
31.にしきのあきら/ビギン・ザ・ビギン
32.久保田麻琴/初夏の香り
33.水前寺清子/いつかは逢えるだろう
34.小川知子/二十五才の遺書
35.ニュートン・ファミリー/ふられ気分でROCK'N' ROLL
36.橋幸夫/恋のアウトボート
37.チェッカーズ/あの娘とマッシュポテト
38.シャネルズ/週末ダイナマイト
39.安岡力也/ホタテのロックン・ロール
40.麗灑/ROCK'N ROLL恋占い
41.佐々木新一/あの娘といっしょ
42.仲宗根美樹/銀座でツイスト
43.沖田浩之/お前にマラリア
44.松本伊代/バビロン・ホテル
45.桜田淳子/センチメンタル・ボーイ
46.アップルズ/ひげのおまわりさん
47.永六輔/僕だって歌うさ
48.新沼謙治/つむじ風
49.あべ静江/友達
50.竹下景子/ワンダーランド
51.桃井かおり/黒豆の煮方のロック

文字ばかりでちょっと寂しいので、反応が大きかったレコのなかから、独断で1曲選んでみると。

 
■小川知子/二十五才の遺書

これはイベントの終了時(またはお客がいるけど閉店させたい時?)にかけると結構ウケます(導入部の語り)。音はとにかく極上のフィリー・グルーヴで最高!熟女期(でもこれでまだ20代半ば・笑)の小川知子も捨てがたいですよ。

以上。また夏頃イベントやりますので、お楽しみに〜!ブログの更新も頑張ります!


ヅカレコ・グランドレビュー <第1幕>

毎日寒いですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。三連休の中日ということで、お出かけの方も多いかもしれませんね。昨日よりは若干暖かい気もしますが、くれぐれもご自愛ください。

さて、今日から新コーナー始めます。タイトル通り、ヅカレコについてのレビュー連載です。ヅカこと宝塚歌劇団やタカラジェンヌという言葉を聞けば、ファンでなくともそのビジュアルや大体の雰囲気が浮かんでくることでしょう。気にはなるけどちょっと敷居が高いなぁと思われてる方も多いと思います(僕自身、ヅカについてはまったくの初心者で只今研究中の身です)。

「ヅカレコ・グランドレビュー」と題するこの連載では、主に音楽好きのヅカ初心者に向けて、DJ/レアグルーヴ的視点やソフトロック、ボサノヴァ、ジャズといった音楽的切り口を軸にオススメ盤を紹介していきます。ヅカファンのための音盤紹介サイト(もちろん公演紹介がメイン)はいくつもあれど、ここでは公演/スター主体ではなく、あくまで音楽そのものを楽しむことに主眼を置きます。

1914年に初回公演を行って以来、今なお人気を集めるタカラヅカ。何と来年2014年が記念すべき100周年!それに向けて、誰もが知ってるタカラヅカの、誰もが知らない名曲を鋭意掘り起こしていく所存です(今のところあまり求められていないかもしれませんが…)。食わず嫌い、聴かず嫌いはやめて、ぜひお付き合いのほどよろしくお願いします。第1回目の今日は挨拶代わりに、各年代の「タカラヅカ」冠ソングをお届けしましょう。では、よろしくどうぞ。



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■古城都/ハロー・タカラヅカ →YouTubeリンクはこちら

まずは70年代(日本コロムビア時代)。レビューの幕開けは多幸感溢れるこの曲から(作詩:鴨川清作、作曲:入江薫)。'70年5月発売と、世はまさに大阪万博まっ盛り。同じ阪急沿線の宝塚も観客を呼び込むため「タカラヅカEXPO'70」を上演(詳細はこちら参照。この曲は、宝塚グランド・レビュー「タカラヅカEXPO'70(第2部)」「ハロー・タカラヅカ」主題歌)。狙いは見事的中し、公演は連日満員の大盛況に。

いつもホントにお世話になってるナカレコ2号店さんブログでもピックアップされたこの名曲、「ソフトロック・ドライヴィン 宝塚編が編まれる際はトップバッターとして是非この曲を!」とはまさに言い得て妙(転載すみません!)。夢見る万博ソフトロックの傑作。



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■松あきら/アイ・ラブ・タカラヅカ音頭 →動画リンクはなし(残念!)

次に80年代(CBSソニー時代)。グランド・レビュー「宝塚春の踊り」主題歌。作詩:植田紳爾、作曲:寺田瀧雄、編曲:原田良一。以前九州を旅行した際、激安で有名な小倉の田口商店でジャケ買い(正確にはタイトル買い)した思い出深い一枚。'81年3月21日発売と、レーベルメイト(!)の大滝詠一「A LONG VACATION」と奇しくも同日発売。

残念ながら「ナイアガラ音頭」や「イエロー・サブマリン音頭」のような音頭モノではなく、買ってしばらくはちょっと期待外れと思ってた。が、次第に歌詞のシンプルさ(ジャンプ ジャンプ ジャンプ ジャンプ/ゴー ゴー ゴー、とか、アイ・ラブ・ユー・ラブ・タカラヅカ/春の踊りの宝塚、というサビのリピート)や、ほんのりブルース入ったロック調の曲が気に入り、これはこれで悪くないなぁと思えてきた。そのうちホントにクセになってきて、しまいには毎日何度もリピートしてしまうほどのハマりよう(笑)。

というわけで、今のところ個人的にはこれがヅカレコ隠れ名(迷?)曲No.1。なおB面の「順みつき/ファースト・ラブ」はオールディーズ調のポップチューンで、こちらもオススメ。気になる方、もし中古で見かけたら買ってみてください。



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■久世星佳/TAKARAZUKA・オーレ! →YouTubeリンクはこちら

最後に90年代(TMP〔宝塚音楽出版〕時代)。宝塚レビュー・グラフィティ「TAKARAZUKA・オーレ!」主題歌。作詞:植田紳爾、作・編曲:寺田瀧雄(前述「アイ・ラブ・タカラヅカ音頭」コンビ)。'94年11月2日発売。「オーレ!」のかけ声通り、ティンバレスが炸裂するラテン・グルーヴ(CD音源は上記リンクよりもっとパーカッシブでビート感あり)。

今回の中ではこれがいちばんDJ仕様(とは言え、ちょっともったりしてるのはご愛敬)。しかし大勢での踊りとか衣装とか、実際に劇場で観たら壮観だろうなー。上掲ジャケはコンピCD「'94 宝塚歌劇全主題歌集」(いちばん左下が本公演)のもの。あいにく僕は主題歌シングルCD未入手につき、このコンピ・ジャケを載せときます。

で早速、当時月組のトップスターだった天海祐希がメイン(レコードのA面に当たる)のこのシングルCD、調べたら下記のよう(↓)。なかなかインパクトあるジャケだし、どこかで見かけたら買おうっと。

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■エールの残照/TAKARAZUKA・オーレ!
(1)風のシャムロック(天海祐希)
(2)残照のようにひそやかに(天海祐希)
(3)TAKARAZUKA・オーレ!(久世星佳)



ということで、タイトルに「タカラヅカ」を冠した曲ばかり3曲ご紹介しましたが、ソフトロック、音頭(ロック調)、ラテンと幅広い音楽性に改めて驚きました。こうしてみると、ヅカレコもなかなか面白いでしょ。賛同してくださる方が今後少しでも増えるのを期待して、初回の締めくくりとします。

以前こちらでXmasアルバムを取り上げて以来のヅカレコレビューとなりました。今日からカテゴリーに「宝塚」を新規追加しましたし、これから張り切ってオススメしていこうと思います。今年の大きな目標は、ナイスなヅカレコ盤の掘り起こしと、ヅカを実際に劇場で観ること(現場に足を運ぶという年始の誓い通り)、でしょうか。



ヅカの他にも色々書きたいネタありますんで、ブログの更新も頑張ります。引き続きどうぞよろしくお願いします。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。