ギリシャがEURO初優勝
July 06, 2004
http://jp.euro2004.com/tournament/Matches/round=1623/match=1059194/Report=RP.html
ギリシャ、ヨーロッパの頂点に。
運命の決勝戦、序盤からポルトガルにペースを握られていたギリシャだが、後半12分、コーナーキックからハリステアスが値千金のヘッドで先制点。そしてこれが決勝点になった。結局ギリシャの枠内シュートはこの1本だけ(これぞ決定力と言えるのでは?)。まさに一撃必殺。決勝トーナメントの3試合すべて1-0で勝っているのはある意味スゴイ。自分たちのサッカーが徹底してできた証拠だろう。
一方ポルトガルはフィーゴやクリスティアーノ・ロナウドが決定的なチャンスを作るも得点できなかったのが痛い。デコ、ミゲル、マニシェ、ルイ・コスタらもゴールネットを揺らすことはできなかった。シュート数もギリシャ4に対してポルトガル17と4倍以上打ちながらも決められなかった。今大会冴えまくっていたスコラーリ監督の選手交代も最後には結果を残せなかった。ただスコラーリ・マジックとでも言える采配は今大会ホントに凄かった。
この試合残念なこともあった。試合も押し詰まった後半終了数分前に1人のサポーターが乱入してきたのだ。これには興ざめした。フィーゴにバルセロナの旗を投げつけたようにも見えたけど…(フィーゴはバルサから宿敵レアルへと移籍している)。
ギリシャのサッカーは面白くないという批判も結構あるみたいだけど、僕はギリシャのサッカー、面白かったです。最高とは言いませんが。スター選手がいなくても、チームとして機能していれば勝てるということは、サッカー中堅国にも希望を与えることになったと思う。
ギリシャはホントに驚き以外の何物でもなかったけど、ポルトガルを初めとして破れていったチームにも拍手を送りたい。素晴らしいプレーをありがとう。
3週間にも及ぶ大会が終わってしまうと、やっぱり寂しいもんです。燃えた。そして脱力。そんな僕と同じような人にはこういうページもありました。次はアテネオリンピック、そしてW杯、で、またEURO…。
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