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[Diary] 7/8

昼1時過ぎに家を出て、久々に奈良へ。2時過ぎに近鉄奈良駅に到着。東大寺前の食堂まで歩き、昼ご飯にざるうどんを食べる。とにかく今日は暑い。駅から10分ほど歩いただけで、すでに汗だく。熱中症にならないよう、水分補給をこまめにしながら行こう。

Ukimi
春日大社・飛火野の道をひたすら南へ下る。今日いちばんの目的地は新薬師寺。とても暑いがバスやタクシーは使わず、寄り道のしやすい徒歩で行くことにした。途中で右に折れ、浮見堂(写真上)に寄る。なかなか眺めがよい。今の季節はライトアップされているらしいんで、機会があれば夜にまた来たい。高畑の交差点を左に折れ、志賀直哉旧邸に寄る。入るのにお金がいるので、外から眺める。

Shinyakusiji
またひたすら歩く。ひなびた古都の風情がある狭い道を行き、新薬師寺(写真上)に到着。結局30分ほど歩いただろうか。秋には萩が咲くお寺としても有名だが、今の季節はやはり本堂の国宝仏である。なかなか良い佇まいの本堂の左横から中に入る。ひんやりとした空気が心地よい。ここには本尊・薬師如来とそれを囲むように有名な十二神将が円状に並ぶ。地震で損壊し昭和になって後補された波夷羅(ハイラ)像以外はすべて国宝である。
写真などで何度も見ているが、生で見る十二神将がとにかく素晴らしい!特に切手にもなり最も有名な伐折羅(バザラ)像は、逆立ったパンキッシュな髪の毛、鋭い眼光が迫力満点。反っている指先にまで漲る緊張感。惚れ惚れと見続けてしまった。隅のTVではこの伐折羅像をCGで元々の色に復元しようとするドキュメンタリーが放映されていた(ナレーターは仏像好きモデルのはなちゃん)。これを見ると元々は赤、青、緑、金などかなり豪華絢爛だったことが推測される。よく見ると所々に色がハゲずに残っている箇所もあるが、今はくすんだ白灰色が仏像のメインカラーだけに、少なからずショックを覚えた。創建当初はさぞ煌びやかな堂内だったことだろう。
十二神将の中で他に気に入ったのは、槍を持った思案顔の珊底羅(サンテラ)像、まるで「サタデー・ナイト・フィーバー」のような迷企羅(メイキラ)像など。存在感のある像が並ぶ様は圧巻。
本尊の薬師如来は、大きなドングリまなこが印象的で、がっしりとした造形の仏像である。こちらも素晴らしい。結局ゆっくりと3回ほど、堂内をぐるぐる回ってしまい、来ていた中年夫婦に不審な目で見られていたかも。何度見ても素晴らしく、帰るのがもったいないと感じてしまう。ここの仏像が素晴らしいのは来る前から分かっていたが、予想をさらに超える素晴らしさだった。すっかり大満足でお寺をあとにする。炎天下の中、ここまで歩いてきてホント良かった。

*十二神将の尊名は寺の呼称を使用しました。文化庁の指定名称では、それぞれ下記のようになります。
波夷羅=宮毘羅(クビラ)
伐折羅=迷企羅(メキラ)
珊底羅=安底羅(アンテラ)
迷企羅=因達羅(インダラ)

Narasyashin
続いてすぐ近くの奈良市写真美術館(写真上)へ。「入江泰吉の大和八景」展を見る(併設で昆虫・鹿の写真展もあったが、意外とこれも楽しめた)。奈良出身の写真家で、長年に渡って古都を撮り続けてきた入江泰吉。そんな彼が特に多く撮影した8つの場所(東大寺大仏殿、薬師寺の塔、斑鳩、飛鳥川、二上山、三輪山、談山神社十三重塔、吉野山)、約30点が展示されていた。僕が特に気に入ったのは、神々しい三輪山、夏景色の談山神社、夏雲のかかる薬師寺といった写真。入江さんの写真では春秋ので好きなのが多かったが、今回は夏を写したものが特に心に残った。今秋には土門拳と入江泰吉2人展が行われるようだ(10/1〜12/25)。これは絶対また来なきゃ。帰り際、スタッフの方としばし談笑。飲み物もいただき、ありがとうございました。
「仏像写真の展覧会ぜひやってくださいよー」と言ったところ、「お客さんがなかなか入らなくてねぇ。何しろすぐ近くで本物が見れるから」とのお返事にすごく納得。

Miriamu
夕方5時を過ぎ、一休みしようと少し歩いて、喫茶店みりあむ(写真上)へ。少しカレーの臭いがしたが、ランチ用のだろうか。店内は落ち着いた木造りでいい感じ。「太陽」のバックナンバーがズラリと並び、時間のある時にゆっくり見たいと思わせる。20年以上前の「太陽」は背表紙が白くてビックリ。新たな発見。20分ほど休み、また北へ歩き出す。

Syukuin
今日最後は奈良国立博物館(写真上)。着いたのは5時40分頃だったが、金曜日だから夜7時まで開館している。義弟からもらっていたタダ券で「宿院仏師」展を見る。奈良宿院町で仏師屋を構えた宿院仏師の仏像がズラリと並んでいる。良い仏像は鎌倉時代までという通説があるのだが、今回展示されている戦国時代の仏像もとても素晴らしい。考えを新たにした。最初の方の展示は十一面観音が多い。知り合いに似ている仏像があって和む。地蔵菩薩にもいいものがあった。また同じ町内のお寺や、義弟の実家の近く、母親の実家の近くなど、個人的に縁のある場所のお寺から仏像が出展されていて、何だか嬉しかった。結局閉館ギリギリまでいたが、とてもいい展示だった。次回は空海以前の「古密教」特集らしい。これも絶対見に来よう。帰りは奈良駅から1時間ほどで家に到着。今日はホント充実してたなぁ。

*近いうち、またフォトアルバムに写真アップします。お楽しみに。


ポール・アンカのロックカバー

http://www.ongakudb.com/contents/news.aspx?code=0507130

アメリカを代表するエンターテイナー、ポール・アンカが人気ロック曲を歌うみたいです。しかも80年代以降のロックの名曲カヴァー集というから驚きです。

ニルヴァーナ、キュアーなども楽しみですが、「アイ・オブ・ザ・タイガー」「ジャンプ」「トゥルー」といった80年代を代表する大ネタをどう料理するのか、興味津々。

アルバム『ロック・スウィングス』は、 8月17日発売予定とのこと。


岡八朗さん逝去

http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_07/g2005072606.html

吉本新喜劇の黄金期を支えた「奥目の八っちゃん」こと岡八朗さんが亡くなりました。享年67歳。脱力系ギャグや奥目でビールの栓を抜く芸なんかも、もう見れないと思うと残念です。

僕にとって吉本新喜劇は、学校から帰ってきてお好み焼き食べながら見る土曜の楽しみでした。今もメンバーを替えて続いていますが、やはり岡八朗、花紀京、平参平、山田スミ子、木村進など(書き切れません)個性の強い役者が揃っていた頃が黄金時代だと思っています。

ちなみに最近見ないなーと思っていた木村進ですが(博多淡海を襲名してから急に見なくなった)、脳内出血で倒れて、今も体に不自由な面が残っているようです。でもたまに活動はしている模様。素晴らしい芸人さんなんで、頑張ってほしいです(こちらが公式ホームページ)。

あと、岡八朗の字が記憶と違うなと思ってたら、2003年に「八郎」から現在の「八朗」に改名されてたんですね。

謹んでご冥福をお祈りします。


[Diary] 7/7

今日は七夕。近くの弁天さんでお祭りがあり、早い時間に近くの子供たちも夜店に行って来た様子。暗くなってきた頃、花火の音が聞こえてくる。終わり際に家から少し見た。そろそろ夏だなぁ。

ロンドンで同時多発テロ。昨日オリンピック決定に沸いた街に惨劇が。

夜遅くにブログの更新をしようとしたのだが、テロの影響もあるのか、あまりに重くて四苦八苦。


[Diary] 7/6

今日は両親とも告別式に行ってるんで、ずっと1人だ。昼ご飯の味噌汁を温める時に、不注意でヤケドをする。水ぶくれができるなんて何年ぶりだ?

近所の本屋で気になっていた本を2冊購入。

2012年のオリンピック開催地がロンドンに決まる。本命パリ敗れる。

夜「その時歴史が動いた」を見る。「プロ野球を作った男たち 〜昭和10年アメリカ遠征記〜」という、日本プロ野球黎明期の貴重なドキュメンタリー。ここまで古い話は意外と知らないことも多く、ためになった。伝説の沢村栄治をあまり前面に押し出さない作りも、チームの全体像を見ることができて良かった。こうした先達たちがいたからこそ、日本にプロ野球が根付いていったのだ。
そののち日本は満州事変、日中戦争、太平洋戦争に突入。泥沼の戦場へこうしたプロ野球選手も送り出されていく。アメリカ遠征に参加した選手のうち5人が戦死した。その中には沢村栄治や、俊足でならした田部武雄も含まれていた。

・沢村が戦場から送った手紙の言葉「時々塹壕の中でアメリカ遠征などを思い出します。皆んな夢のようです」
・田部の死を悲しむチームメイトの言葉「田部なら鉄砲玉くらいひょっと避けられただろうに」


[Diary] 7/5

郵政民営化法案、TVで投票の様子を見る。白票233、青票228と5票差で衆議院を通過。

夜7時半からお通夜。小雨降る中、義弟と会場へ向かう。先生、ありがとうございました。安らかにお眠りください。


[Diary] 7/4

昼に『李白の月』読了。南伸坊が自分の好きな中国の怪奇や伝奇をもとに書いた本。彼の漫画とそれに対するエッセイ風の解説付きで、二度おいしい。全編を通して、奇妙かつ不思議で、とぼけた味わいがタマらない。唐突な展開や予想外のストレンジ具合が新鮮。カタルシスはほとんどなく、物足りないくらいなのが、またいい。

特に気に入ったのは、
・隠された沓(豚の蹄が何だか切ない)
・家の怪
・巨きな蛤
・寒い日(何千年も生きた鶴)
・花魄(かはく)

解説にこういう話も載っていた。すごく短いが、何だかとてもいい。
・「捜神記」の人魚:南海の果てに鮫人がいる。水中に住み、魚の形をして、機織りの手を休めることがない。泣くと、眼から真珠がこぼれ落ちる。
・「異苑」:晋の義煕の初年、晋陵の薛願の家に虹が下りて、釜の中にたまった水を飲んだ

ーーー
午後2時半から5時まで図書館。児童文学のガイド本を見つけ、面白そうなのをメモ帳にピックアップ。

帰宅後、近所の親戚が亡くなったと聞かされる。その方には昔から随分とお世話になり、中学の時は私塾で英語を習っていた(元々は高校の先生で、最後は短大の教授を務めていた方だった)。お通夜は明日らしい。


[Diary] 7/3

夕方、ブログのデザインをリニューアル。まだ慣れないが、なかなかイイ感じだ。これから色々新しいことをやっていこう。

夜はTVを見る。新日曜美術館、情熱大陸、世界遺産。それぞれ伝源頼朝像、菊地成孔、ベトナム・フエについての番組。菊地成孔が音楽の負の側面を語っていたのが印象的だった。知り合いのOさんも少しだけど映っていた(TVデビューっすね)。


[Diary] 7/2

コンフェデ決勝、ブラジルvsアルゼンチンを見る。4-1でブラジルの圧勝。ブラジルの良いところばかりが目立った。アルゼンチンは何とかアイマールが意地のゴールをあげるも、これが精一杯。

NHKスペシャル「僕らは玉砕しなかった」を見る。太平洋戦争のサイパン戦で生き残っていた民間人のドキュメント。終戦60年ということで、様々なメディアで戦争のことが取り上げられている。果たして自分は未来の子供達に戦争について何かを語ることができるのだろうか?と自問(そして自分の無知に愕然)。数日前から思っていたことであるが、まずはきちんと太平洋戦争について知らなければならない、と強く思う(その前の満州事変や日中戦争あたりから当然視野に入れて)。

Live8が開催されている。音楽のことよりもアフリカにここまで貧困が広がってしまった原因の方ばかり考えてしまう。産業革命、帝国主義、そしてもっと前の大航海時代。過去に欧米列強がしてきた侵略・残虐行為。貧困・内戦などの一因をつくってきた国のミュージシャンが提唱するイベント。

新聞に浴衣の記事が載っていた。もう夏か。そう言えば1年前、江戸川の花火に行ったなぁ。懐かしい。


クルーンがついに161km出す

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050719&a=20050719-00000299-kyodo-spo

今日の阪神・横浜戦で日本プロ野球史上最速が出ました(初の160km超え)。出したのはもちろん横浜のクルーン。161km、160kmと2球出たみたいです。

僕はテレビで中継見てましたが(もちろんKBS京都パーフェクトナイターで)、甲子園の球場計測では159kmが何球か出てただけでした。計り方によって微妙に違ってくるんでしょうね。

その速球を赤星、鳥谷ともにファウルしてました。さすがに球が速いだけじゃ当てられますね。今日のを見てる限りでは、球の伸びでは調子の良い時の藤川の方が全然ありました。スピードガンでは計れない体感速度みたいなのが速い気がします。

<追記・7/20>
新聞によると、甲子園球場の表示計でちゃんと161km出ていた模様。何でTVでそのこと言わなかったんだろう?不思議だ。