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[Diary] 1/28

SydnSygoo
SydSyatl
ふと思い立ち、ソニック・ユースのジャケに関係したアーティストを調べる。今更ながら彼らのセンスの良さに感心することしきり。"Daydream Nation"はゲルハルト・リヒター、"Goo"はレイモンド・ペティボン、"Dirty"はマイク・ケリー、"A Thousand Leaves"はマーク・ボスウィックと言った具合。巨匠から若手まで幅広くオイシイところを突いてるなぁ。

Sysn
なかでも好きなのは(正確に言うと、好きになったのは)"Sonic Nurse"のリチャード・プリンスで、彼は"Nurse Paintings"という画集も出している(彼のサイトのこちらでいくつか見ることができる)。このアルバム自体がさほど好みではなかったこともあり、恥ずかしながら今までノーチェックだった。この画集すごく欲しいんだけど、現在は入手困難なのが非常に残念…。

続けて、気になっている写真家(オランダのリネケ・ダイクストラ Rineke Dijkstraやヘレン・ファン・ミーネ Hellen van Meene、NY在住のアレッサンドラ・サングウィネッティ Alessandra Sanguinettiなど。ちなみにこの3人はすべて女性)の写真集を調べる。画像検索をかけるとたくさん写真が出てくることに、今更ながらビックリ。これでお目当ての写真家が今までどういう写真を撮ってきたか、大体の雰囲気はつかめるかもしれない。

そんなことをしているうちに面白いグループを見つけた。I'M FROM BARCELONAというスウェーデン出身の新人ポップバンドで、何と20数名編成!この人数で思い出すのはTHE POLYPHONIC SPREEだが、音楽的には(人を食ったグループ名も含め)もっとゆる〜くハズして、ほのぼのした感じ。PVも笑えるので、興味のある方はどうぞ(下記サイトにて視聴可能)。

http://www.youtube.com/watch?v=OwwbXHNGsjU&eurl=


[Diary] 1/26

午前中、確定申告の書類を少し作成。

先日注文していたCDがエルスールから届く。お店で原田さんと話しながら、聴かせてもらって買うのが好きなので、今まで通販では買ったことがなかった。ただ、しばらく上京する機会もなさそうだし、いくつか気になるのがあったので、今回初めて通販で購入(以下の4枚)。サラッと聴いた感じではどれも良さそうだが、特に気に入ったCDは後日レビューしたいと思う。

・ZINA/Zina
・CELSO PINA/Barrio Bravo
・CHEBA DJAMILA & LIBERTE/Enregistrement Public Au Festival Les Escales Saint-Nazaire,France 2005
・ROMULO FROES/Cao

晩ご飯を食べながら、NHK「迷宮美術館」を見る(詳細内容はこちら)。今日のテーマは「色」。モネ「睡蓮」、ピカソのエピソードなど興味深かった。が、何と言ってもマーク・ロスコが印象的だった。色のみで感情表現を行い、世界に衝撃を与えた抽象画家である。その色の深みは画面を通しても十分に伝わってくる。しかしロスコ曰く、大事なのは見る者を包み込む「寸法」だ、と。日頃から絵の大きさは非常に重要だと思っているので、その話に大きく頷く。想像していたよりも絵が大きかったりすると(もしくは小さかったりすると)、印刷物で受ける感じと実際に見た時の印象が全然違ったりするんだよなぁ(色や質感のギャップもさることながら)。
今回フィーチャーされていたのは、元々NYのシーグラムビル内のレストランに飾られる予定だった赤い壁画。それらが壁一面に展示されている様子を見ていると、その空間にじっくりと身を浸したいと思わずにはいられない。上京した折にでも、アジアで唯一のロスコ・ルーム(専用展示室)がある川村記念美術館にはぜひ一度足を運びたい。
※ただし2007年7月2日(月)〜2008年3月中旬は、リニューアル工事で休館のようだ。

夜、久々に東京の友人と長電話。DJイベント含め、今年は色々と面白いことを企画しようという話に。


[Diary] 1/24

Beatleslove

寝る前に、先日購入したビートルズ"LOVE"を聴く。賛否両論あるようだし、僕自身もなかなか購入に踏み切れなかった一枚。タワレコのポイントカードで交換したこともあって、ある種「おまけ」的な気持ちで買ったのも否めない。Macで流しながら聴いていた時は「まぁこんなもんかな」と思っていたが、改めてヘッドホンで聴いてビックリ。音がめちゃめちゃいい!特にポールのベースに悶絶。これだけでも聴く価値あり(音の良さに興奮してしまい、なかなか寝付けなかった)。正直すべての曲が興味深いとは言えないけど、マーティン親子やるじゃん、って曲も結構あった。
これを聴くとやっぱりオリジナルを聴き直したくなる(当然翌日引っ張り出してきた)。とにかくアップルに望むのは、オリジナルアルバムのリマスター盤再発だ。一刻も早く。ホント、頼んます。


[Diary] 1/23

TVCMや新聞広告に出ていた「週刊 古寺を巡る」が本日発売となり、近所の本屋でゲット。お寺・仏像好きは持ってて損なしでしょう(こちらにも書きました)。あわせて『図説 浮世絵に見る江戸吉原』も購入。最近古典落語にハマってるため、やはり基礎知識として吉原遊郭のことは知っときたいなと思い。これが予想以上の面白さ!江戸の粋を感じることができる。

以下、いつもチェックしている日記から。

◆いつもDJイベントでお世話になっている「国境の南」のマスター日記は、とても読みやすくかつ面白い(マスターの人柄がにじみ出てます)。そこで紹介されていたクラシック・ロックのライヴ音源が聴けたりするサイト、"Wolfgang's Vault"(音源はConcert Vaultから聴ける。もちろん無料!)をのぞいてみた。これはスゴイっす。アーティスト名を見ただけでワクワク。音源的にはもちろん60〜70年代が中心だが、割と80年代のもあり。TOM TOM CLUBを見つけて聴いてたら、あまりのカッコ良さにビックリした。もったいないので(笑)、毎日少しずつ聴いて楽しみます。可能なら更なるラインナップの拡充を望みます。

◆不定期DJイベント(今年は定期的にやりたいです)「渋谷・盤だらけ」を共催している松永良平さんのブログも、いつも楽しませてもらっている。特にこの日の「総武線 VS ボブ・ディラン」は傑作。いいロード・ムーヴィーを見た気分になった。
翌日の日記には長見順さんの新作『クーチークー』が3月に出るという情報が。これは買わなきゃ!ちなみに前作『超スローブルース』は僕の 2005年度ベストアルバム第3位にランクインした傑作。「お前、ここ数年ベストアルバムなんか発表してなかったじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、仰るとおり。実は選んではみたものの、時機を逃し未発表のままだった次第です…。

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まぁせっかくなんで、以下、<今更お蔵出し!2005年度ベストアルバム>を発表します(間違いなく世界一遅い)。何かの参考にしていただければ幸いです。ちなみに裏ベストのカニエ・ウェストは2006年に入ってから購入したため、泣く泣く別枠に。もしカニエ、コモン、ジョン・レジェンドの3枚を2005年のうちに聴いてたら、カニエ・プロデュースのシカゴ勢で表彰台を独占してた可能性もあります。

1.BOB DYLAN "No Direction Home"
2.WILCO "Kicking The Television"
3.長見順 "超スローブルース"
4.RY COODER "Chavez Ravine"
5.KONONO No.1 "Congotronics"
6.BEN FOLDS "Songs For Silverman"
7.CAROLE KING "The Living Room Tour"
8.PAUL McCARTNEY "Chaos And Creation In The Backyard"
9.DEVENDRA BANHART "Cripple Crow"
10.RON SEXSMITH & DON KERR "Destination Unknown"

裏ベスト1:KANYE WEST "Late Registration"


「カノッサの屈辱」が一夜限りの復活

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070125-00000036-sanspo-ent

懐かしいー。大学時代大好きだった番組が久々に復活。亡くなった仲谷昇(教授役)の代わりには伊武雅刀が。これはちょっと楽しみです。どうやら映画の宣伝絡みみたいだけど、TVは見るだろうな。

ちなみに歴史上の「カノッサの屈辱」が起こったのは、ちょうど930年前の今日、1077年1月25日だそうで(詳細はこちら参照)。そこまで考えて発表してるんだろうなぁ。芸が細かいね。


[Diary] 1/21

午前中から梅田へ。春から新しく始めようと思っていること(学び系)の説明会に参加。実際にテキストを見たり先生方と話をしたりして、またやる気が出てきた。

Vm_2
昼ご飯に回転寿司を食べたあと、1時間ほどお茶する。そのあとタワレコ。ヴァン・モリソンのDVD「ライヴ・アット・モントルー1974/1980」(写真上)、スモーキー・ロビンソンのDVD「ザ・ディフィニティブ・パフォーマンス 1963-1987」「日本のジャズ・ソング〜戦前篇・服部良一和製ジャズ・コーラス傑作集/戦時下の和製ポピュラー南海音楽」、ミュージックマガジンなど購入。

映画を見ようかとも思っていたが、気が変わり、FTに電話。夕方6時から飲むことに。待ち合わせ前にブックファーストで蜷川実花の写真集「ピンク・ローズ・スウィート」など購入。

FTと合流後、お店を新規開拓しようということになり、目についた沖縄料理屋「おもろ」に入る。料理も美味しかったし、泡盛の種類が豊富でFTも大喜び。何よりアルバイトの女の子が可愛かった(笑)なかなかの繁盛店らしく時間制限があり、2時間ぴったりで店を出る。ここはぜひまた来たい。

Donbeto
飲んでる時に話題に出たプリンスが無性に聴きたくなり、まっすぐ帰るつもりが結局難波のタワレコへ…。テープでしか持ってなかった「戦慄の貴公子」(いつも思うけどすごい邦題!)を購入。あわせてポイントカードでビートルズ「LOVE」(ずっと迷っていたが、ようやく購入)、DON BETO(ブラジリアンAORの名盤再発・写真上)を購入。


[Diary] 1/19

このところ肩が異常に凝るので、久々にマッサージを受ける。そのあと本屋で小説を2冊購入。

夜NHKで「関西ジャズ」(こちらこちらを参照)を見る。おそらくは関西地区限定プログラム。途中から見たが期待以上だった。トランペット&ヴォーカルの日高憲男さんはチェット・ベイカーのようだったし(特に声質がいい)、韓国人女性ヴォーカルのウン・サンもなかなかパワフルで良かった(ソングライティングの才能もありそうだ)。しかし何と言っもカッコ良かったのは、小曽根実さん(小曽根真さんの父)のオルガン。ベテランらしく年季の入ったプレイが渋く、かつグルーヴィーでグッときた。最後のオールスターキャストでしか見れなかったのが非常に残念。最初の方ではバンバン弾いてたんだろうなぁ。見逃した…。こういうプログラムを見ると、ジャズはやっぱ生で聴きたいなぁと思ってしまう。大阪でオルガン・ジャズのライヴ探してみようかな。

ひょんなことから久々に落語CDを聴きたくなり、夜中にハマってしまう(この落語熱は現在も継続中)。


世界遺産:暫定リストに4件追加される

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070124-00000012-san-soci
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070124/bnk070124001.htm

・富士山
・富岡製糸場と絹産業遺産群
・飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群
・長崎の教会群とキリスト教関連遺産

ようやく富士山も加わった(これでゴミ・廃棄物問題が解消される方向に進めばいいんですが…)。やっぱ奈良県民としては、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」が気になるところ。既に県内には世界遺産が3つもあるが、果たして4つ目になるのか?

しかし、これだけ世界遺産が密集している地域は世界中でも類を見ないのでは?もし決まれば、2010年の平城遷都1300年記念事業にも弾みがつくのかもしれない。ただ、返す返すも、高松塚古墳壁画保存に対する文化庁の犯罪的行為が悔やまれる。


「週刊 古寺を巡る」本日から発売

http://www.shogakukan.co.jp/kojimegu/

非常に魅力的な雑誌が小学館から刊行された(これから約1年間、ほぼ毎週火曜日に発売)。各寺院の「教え」「美」「歴史」を軸とした編集方針のようだ。

ただ以前「週刊 古寺をゆく」という同趣向の雑誌が同じ小学館から出ていて、僕も数冊買っていた(刊行時は全然お寺に興味なかった頃だった)。気になって調べてみたら、ラインナップがより京都・奈良のお寺に絞られている印象を受けた。さすがに同じものは出さないよなぁ。とは言え、肝心の中身がどれくらい変わってるのかは気になるところ。

早速本屋で買ってきたが、仏像と歴史に重点が置かれている感じで、個人的にはとてもいいと思った(ただ前回同じく第1回配本の「法隆寺」は手元になく、それと見比べてはいないので、厳密には比較できていないのだが…)。なお各寺院の情報とは別に、「図解 仏の役割とかたち」「よく使われる仏教語」という2つの連載コラムがあり、今後ちょっと楽しみである(ちなみに写経・写仏もあり)。

いずれにしても、京都・奈良好き、お寺好き、仏像好きの僕にとっては、毎週火曜日が楽しみになってきた(自分の家の近所のお寺も出てくるし)。東京・関東在住の皆さまも、関西ツアーのお供にぜひ。予習復習もできますし。


[Diary] 1/17

深夜、『博士の愛した数式』読了。今頃?って感じですが…。3年ほど前にハードカバーで購入していながら未読で、そのうち文庫版(こちら)も出て、映画化(こちら)もされて。すっかりタイミングを逃してしまってました。個人的には巷で言われるほど「泣ける本」ではなかったけど、なかなか良かったです。

80分しか記憶が持続しない数学者と家政婦&息子のルート(10歳)の交流を描いた物語で、とにかく文中に出てくる数式の美しさに惚れ惚れとした。基本トーンは静謐で透明な感じ。そして最後に少しほろりと来る。小川洋子さんの文章を読んでいると、心がしんとする。その静けさがとても良かった。また博士の昔の恋愛話も少し顔を出し、それが物語に深みを持たせていたと思う。なお、博士は阪神タイガース、それも江夏豊の大ファンという設定で、物心ついた時からの阪神ファンとしては嬉しい描写が多かった。

ちなみに本作は第1回本屋大賞受賞作。偶然だけど本日、2007年度(第4回)のノミネート作品が決まった模様(詳細はこちら)。うーん、『一瞬の風になれ』しか読んでないなぁ(これは素晴らしかった!)。他にも何冊か買ってはいるけれど。何とか早く読もう。