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THE BEATLES 1962-1966 20 Best Songs

Rc08072

今月号のレコードコレクターズ巻頭特集は、ビートルズ初期「赤の時代」(いわゆる「赤盤」の時代)のベスト50曲。評論家・ライター25人が20曲ずつ選出したレココレにあわせ、僕も20曲選んでみた。

ビートルズは中期〜後期が特に好きなもんで、そんなに苦労しないだろうと思ってたんだけど、これが大間違いで(苦笑)。すぐに4,50曲は選べちゃうし、中期の名作「リボルバー」を全曲選びたくなっちゃうしで、絞り込むのに相当苦労した。この調子だと後期「青の時代」(レココレ来月号の特集。ちなみに再来月は「ソロの時代」)はもっと苦しみそう。いちばん好きなホワイトアルバムから果たして何曲選ぶのか、もうすでに悩んでるし(さらなる悶絶の予感…)。それはさておき。

中学時代に初めて聴いて以来、少なくとも数年に一回はマイブームの波がやって来るビートルズ。その度ごとに新たな発見があり、さほど好きじゃなかった曲が新たにフェイバリット・ソングとなる。個人的にはその新鮮さが彼らの魅力であり魔力である。というわけで、以下、珠玉の20曲をどうぞ。

1.We Can Work It Out
2.You Can't Do That
3.I'm Down
4.Drive My Car
5.Rain
6.Tomorrow Never Knows
7.Taxman
8.I've Just Seen A Face
9.And Your Bird Can Sing
10.Mr. Moonlight
11.I Should Have Known Better
12.Got To Get You Into My Life
13.I Saw Her Standing There
14.Help!
15.A Hard Day's Night
16.In My Life
17.You've Got To Hide Your Love Away
18.I Want To Hold Your Hand
19.Bad Boy
20.Things We Said Today


[CD] 最近のオススメ(夏至version)

今回ベストテンは小休止して、最近購入した色んなジャンルのヴォーカルものをつらつら紹介してみます。では早速、どうぞ。

Algreen_lid Cwilson_loverly2 Jwang2
・AL GREEN/Lay It Down
・CASSANDRA WILSON/Loverly
・JOANNA WANG/Start From Here

トップバッターはちょっと前になかなか良さそうだと書いたアル・グリーンの新譜(ブルーノート移籍後3枚目)。これが期待に違わずソウルフルで素晴らしい。もちろん基本はいつもながらのメンフィス産ハイ・サウンド(個人的にはこれだけでOK)。加えて今作の新味と言えるのは、THE ROOTSの?uestlove(Questlove)がプロデューサーとして、JOHN LEGENDやCORINNE BAILEY RAE、ANTHONY HAMILTONがゲストヴォーカルとして参加してるところ(しかし豪華メンツ)。粒揃いの楽曲が並ぶなか、あえて1曲選ぶとするとM-3だろうか。(意外なほど)ジャジーなギターが妙に心地良く、つい繰り返して聴いてしまう。いつも通りなのに新鮮な感触がある佳作。

お次もブルーノートから。カサンドラ・ウィルソン初のスタンダード・カバー集は、歌もいいがバックの音がまたいい。「セント・ジェームス病院」やエルモア・ジェイムスのカバーに混じって、ボサノヴァ名曲「黒いオルフェ」(ルイス・ボンファ作)やビートルズのカバーで有名な"'Til There Was You"(メレディス・ウィルソン作)なども。次のオリジナル・アルバムに期待が膨らむ作品。

最後は珍しく東アジア女性を。このジョアンナ・ウォンは台湾生まれLA育ち・現在19歳のSSW。なかなかの美人だし、ちょっと期待しながら試聴した。これが予想以上に声質が良く、即購入。ノラ・ジョーンズあたりを彷彿とさせる翳りあるスモーキー・ヴォイス(こういうの世界的に流行りなんでしょうか?)は、とても10代とは思えない。ほとんどを占めるオリジナル曲もいい出来だし、"True"(スパンダー・バレエ)と"New York State Of Mind"(ビリー・ジョエル)のカバー2曲も秀逸。憂いを含んだアコースティックな肌触りは70年代のSSWと直結してる感じもする(ちなみに日本盤ボーナストラック以外は全曲英語)。なかなかの逸材なんで、今後過度にポップにならないでほしいと願う(彼女自身そういう志向はないみたいだけど)。