Previous month:
September 2008
Next month:
November 2008

R.E.M.の1st"Murmur"がデラックスエディションで発売

http://www.bounce.com/news/daily.php/16566/headlineclick
http://remhq.com/news_story.php?id=914

Rem_murmur(2)

80年代前半にカレッジチャートを席巻し、新しい時代の幕開けを告げた彼らのデビュー作が、25周年記念リマスター+未発表ライヴの2枚組でリリースされます。メジャーのワーナーではなく、もちろんI.R.S.(ポリスのスチュワート・コープランドの兄貴、マイルス・コープランドが社長だった)在籍時です。

もともとモゴモゴした音質だったけど、どうなってるんでしょうか?僕はアナログしか持ってないんで、CD聴き比べはできませんが。ちなみにアメリカ発売は11/25とのこと(日本盤の発売は不明)。しかしこれが出てから、もう25年も経つのか。


[CD] JT新譜+名盤聴き直し

ぼちぼち紅葉の便りも届いている今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。秋冬に合う音楽と言えば、やはり穏やかな声が心に染みるジェイムス・テイラーですよね。「これからの季節こそ、体が火照るR&Bやロックンロールが必要」と書いたそばから何ですが(笑・前回参照)

肌寒い季節になると、無性に彼の温もりある声と音が恋しくなるのです(そんなご同輩も多いかと思います)。ちょうど彼自身初の全曲カバー集(その名もズバリ"Covers")がリリースされたのにあわせ、昔のアルバムも引っ張り出して聴いてますが、本当に駄作が少ない(ない?)人だなぁと改めて感心しているところです。



Jt_covers2 Jt_omb2 Jt_october2
さて、70年代シンガー・ソングライターの代表格であるJTだけど、近年も精力的に活動中なのはご承知の通り。先頃出たカバー集は気心しれた仲間とリラックスしながら演奏している様が浮かんでくる好アルバムです。昔からカバーに定評がある人だけに(代表曲と言える"You've Got A Friend"もカバーですし)、単に原曲をなぞるだけではなく、うまく自身の魅力(+原曲の魅力)が引き出されているのがミソ。特にスピナーズの"Sadie"はいい塩梅にソウルフルで、原曲の良さも見直した次第(あわててスピナーズ引っ張り出してきましたよ)。ちなみに前作に続きヒア・ミュージックからのリリース。

近作では、昨年出たライヴ盤"One Man Band"や'02年のスタジオ盤"October Road"あたりがオススメ。どちらも飽きのこない良いアルバムです。なお前者はDVD付きの購入がオススメ。



Jt_gorilla2 Jt_pocket2
後追い世代だからしょうがないのかもしれないが、僕より上の世代の人たちが持つような彼に対する特別な思い入れは、はっきり言うと、ない。ただ単純に素晴らしいミュージシャンだなぁと思うのである。彼の出したアルバムは半分くらいしか聴けてないけど、聴いたどれもが高いクオリティを保っているのには驚くしかない。

僕が特に好きなのは"Gorilla"(ジャケ左・'75年)。私的名盤の上位ランクに必ず挙げるだろうアルバムで、好盤という響きがこれほどふさわしいレコードも少ないのでは?と思う。前述のカバーつながりで言うと、ここにはマーヴィン・ゲイのオリジナルを超える絶品カバー"How Sweet It Is (To Be Loved By You)"が収録されているので、気になる方はぜひ聴いてみてください。他のアルバムでは"In The Pocket"(ジャケ右・'76年)が今の気分でしょうか。

今年還暦を迎えたJT、今後ますますまろさかさに磨きがかかっていくだろうことは想像に難くないけど、逆にロケンローやファンキー満載のアルバムなんかも期待してしまう(イメージとは裏腹にそういうスピリットの人でしょうから)。今後ずっと現役で頑張ってほしいと思うし、ぜひ近いうちに来日してくれることを望みます(季節はできれば秋冬に)。



JT以外では、ボブ・ディランの最新ブートレッグ集を聴きまくってます。これはホントに素晴らしいです。新譜扱いにしたら年間ベストアルバムになるかもしれません。3枚組はおいそれとオススメできませんが、可能なら2枚組のを聴いてみてください(間もなく日本盤が出る予定ですし)。あとワールド系では久々のフェミ・クティがいいッスね。先日出た異母兄弟のSEUN KUTI(シェウン?セウン?・こっちが弟)よりも個人的には好みです。

てな感じで。また。


[CD] コンピ盤で楽しむR&B〜ロックンロール〜パブロック

すっかり秋ですねぇ。秋と言えばジャズ、というわけでもないんですが、先日届いたマイルスの青箱をよく聴いてます(肝心の音源以外にも付録が色々ついてて、ブツとしても満足感あり)。ただこのボックス、正直安くはないんで、誰にでもオススメできるものではないんですが(比較的安いのはこちらでしょうか?)、ファンなら持っておきたい代物ではあります。まだ「カインド・オブ・ブルー」を聴いたことがないという方は、まず1枚もののCDからどうぞ。ジャズ最良の瞬間がパックされた、ため息が出るほどの名盤です。僕は聴くたび「青の魔力」にからめとられてしまいます。

そうこうしてるうちに、ディランのブートレッグ・シリーズVol.8(3枚組の方)も豪華装丁の画集みたいな姿で届きました。本編3枚組CDに加え、60ページのブックレットと160ページにも及ぶ各国シングル盤ジャケット集が付属。ファンなら持っておきたいブツではありますが、こちらも正直言って高いです…。僕はAmazonポイント使用+「2枚以上買うと10%OFFキャンペーン」の合わせ技で随分安くはなりましたが、それでも¥14,000くらいしました(マイルスと同様、金銭感覚が麻痺して困ります・苦笑)。さて肝心のCDは、まだ一回通して聴いただけですが、文句なしに素晴らしいです。いつものように読み物も面白そうだし、対訳付きの日本盤(2枚組)もやはり欲しくなってきます(ライナー読むためだけに散財しそうで怖い…)。この2つはともに完全限定版につき、気になる方はお早めにどうぞ。



前置きが長くなりましたが、ここから本題。秋の夜長にもちろんジャズもいいんですが、ひんやり肌寒くなってくるこれからの季節こそ、体が火照るR&Bやロックンロールが必要なんじゃないでしょうか?(原油高のご時世、これで家計も助かります、よね?)。で、最近オススメなのが下記3セット。

Snatch2 Cosimo2 London_rb2
・V.A./Snatch And Grab It! - Rhythm & Blues Classics
・V.A./The Cosimo Matassa Story
・V.A./The London R&B Sessions Recorded Live At The Hope & Anchor

まずは独ベア・ファミリー設立33周年記念サンプラー。これがvol.2で表記は33 2/3(ちなみにvol.1は33 1/3、vol.3は33 3/3)。もちろんLPレコードの回転数に引っかけてあります。こういう遊び心、いいですねー。ちなみにこのディスクには80分以上、33曲がてんこ盛りで入ってます(曲名はこちら参照)。レア盤に高い金つぎ込むんだったら、こういうベーシックかつ内容がいいものを何度も繰り返し楽しむのがいいと思います。しかもタワーだと驚きの¥990!このコストパフォーマンスの良さはどうでしょう。迷う必要なし。見つけたら即買うべし。

お次はニューオリンズのエンジニアCosimo Matassaが関わった音源をセレクトした4枚組(全120曲)。昨年出た時からずっと気にはなってたんですが、最近ようやくゲットしました。スマイリー・ルイス、デイヴ・バーソロミュー、ロイド・プライス、Tボーン・ウォーカー、ギター・スリム、プロフェッサー・ロングヘア、ヒューイ・ピアノ・スミス、リトル・リチャード、ファッツ・ドミノ、ボビー・チャールズなどなど、ニューオリンズR&Bからブルース、ロックンロールまでの美味しいところがギッシリ詰まってます。ちなみにタワーでは¥3,200ほどでお買い得でした。こういうのは飽きがこないから、一生楽しめますね。

最後はパブロックの名盤。生の迫力、場の熱気がビンビン伝わってくるライヴ盤。しばらく入手困難だったのが先頃日本盤で再発され、手に取りやすくなったのは嬉しい限り。ウィルコ・ジョンソンやパイレーツといった有名どころから、無名のバンドまでぎっしり収録。ロケンロー好きなら聴かずにおれない逸品です。なおここで言うR&BはRhythm & Bluesにあらず、Rock 'N Bluesだというのもカッコイイっす。

てなわけで、以上、秋の夜長のオススメCDでした。では、また。