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長らく絶版だった「シェルブールの雨傘」がデジタルリマスターで再発!

Cherbourg(2)

待ってました。これぞ待望の再発!なぜかDVDが絶版になり入手困難だった(オークションでは高値で取引されてた)ミュージカル映画の名作が7/17に発売される模様。

今年が1964年の公開から製作45周年にあたり、フランスからオリジナルネガを取り寄せ、日本でデジタルリマスターを行い、本国に先がけて異例の世界初公開&パッケージ化、ということらしい(詳細はこちらを参照ください)。

監督:ジャック・ドゥミ、音楽:ミシェル・ルグラン、主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、という黄金のラインナップ第一弾。随分昔に見たきりなんで、細かいことは覚えてないけど(苦笑)、その色使いとカトリーヌ・ドヌーヴの可憐さが印象的だった。デジタルリマスターされて雨傘や衣装の色がよりヴィヴィッドになっていると思われ、それだけでも個人的には買い!

上記黄金のラインナップに加え、ドヌーヴの姉フランソワーズ・ドルレアックが共演した「ロシュフォールの恋人たち」(サントラが素晴らしい)も同時発売。やっぱりあわせて買っちゃうでしょうね。ちなみに「ドヌーヴ×ドゥミ×ルグラン コンプリートDVD-BOX」(7枚組・4作品)というのも出ます。

ドヌーヴのファンはもちろん、フランス映画ファン、ミシェル・ルグラン好き、サントラ・マニア、そんな人たちにオススメします。



ルグランつながりで言うと、「華麗なる賭け」の初DVD化(意外!)も嬉しい。スティーヴ・マックィーン、フェイ・ダナウェイら俳優陣もカッコイイけど、スタイリッシュな画面がシビレるほどカッコイイ!

以上、皆さまの音楽+映画生活の参考になれば幸いです。では、また。


[SMH-CD] TISH HINOJOSA / Homeland

Tish_home(2)

皆さま、日曜の夜いかがお過ごしでしょうか。さて、不定期連載の「私的名盤アワー」ですが、前回に引き続き大学時代に購入したCDを紹介します。



テキサス州サン・アントニオ。この地名を聞くと僕はいつも、郷愁と憧れがないまぜになった何とも形容しがたい気持ちになってしまう。今回紹介するのは、彼の地で生まれたチカーノ(テキサス出身なので狭義にはテハーノ)であるティシュ・イノホーサ。彼女はカントリー、テックス・メックスをうまくブレンドした魅力あるSSWで、上掲ジャケは'89年にリリースされた好盤1st。

大学時代はちょうどライ・クーダーやその周辺のミュージシャンを愛聴し始めた時期で、確かこのアルバムもフラーコ・ヒメネスが参加してるのが理由で購入したはず。他にはロス・ロボスのメンバーも参加しており、デビュー作にしてかなりの豪華ゲスト(実を言うと、買ってしばらく経ってから、プロデュースがロス・ロボスのスティーヴ・バーリンだと気づいた・苦笑)。

彼女は清涼感あるヴォーカルが大きな魅力で、どこかノスタルジックでセンチメンタルなところも感じさせて非常に好みのタイプ。70年代の女性SSW好きなら気に入ってもらえるだろう、あの感じ。英語とスペイン語が混じるのもまさに「国境の南」という感じでgood。

買ってからちょうど20年(!)も経つのに、とにかく佳曲が多く飽きがこない。"Border Trilogy"と名付けられたM1〜3(特にアップテンポなM-2が好み)で幕を開け、ほんのりブルージーなM-4に続くあたりでグイッと引き込まれてしまう。その他、しっとりとしたワルツのM-8、明るいTex-Mex SoundがたまらないM-9(フラーコのアコーディオンが大活躍!)、大滝詠一ファンにオススメのドリーミーポップM-11など粒揃いの楽曲が並ぶなか、僕のイチオシ(いちばん繰り返して聴いた曲)はM-6。ポップで小粋なモータウン・サウンド(おまけにドゥワップ風味も)が何とも心地いい。

下記はつい最近YouTubeで見つけたライヴ映像。クンビア×ポルカ。こういうの、楽しくて好きだなぁ(生で観たいッス…)。
http://www.youtube.com/watch?v=hrC8Ib34aro&feature=related

日本ではほとんど話題にならないけど(かく言う僕も熱心にチェックしてるわけではないんですが…)、彼女は現在に至るまでコンスタントに活動中。この前タワレコで新譜(←Amazonでは間もなく発売の模様)も見かけたんで、久々に買ってみようと思ってるところ。



余談ですが、上述のSTEVE BERLINがプロデュースしたBUCKWHEAT ZYDECOの新譜もオススメ(ジャケもいい感じ)。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


Wilco (The Album)

http://www.bounce.com/news/daily.php/19524

ウィルコ待望の新譜、その名もズバリ"Wilco (The Album)"の発売日が決定した模様。輸入盤は6/30、日本盤は7/6とのこと。僕が2007年のベストアルバムに挙げた"Sky Blue Sky"以来、約2年ぶり通算7枚目のアルバム(ライヴ盤を入れると8枚目)。

Wilco_album(2)

公式サイトでは、全曲ストリーミング試聴が可能。一通り聴いたけど、かなりいいんじゃない?ジャケットも珍しくカラフルだし、今から発売日が待ち遠しい。

ちなみにサイト内プレオーダー・ページでは、CDだけでなくアナログ盤やTシャツなんかとのセット販売もあり。CDだけでいいかなと思いつつも、ファンとしてはやはり迷ってしまう。


[追記] キヨシロー追悼番組

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090508-00000021-nkbp_tren-ent

NHKで特番やるみたいです。これは見なきゃ&録らなきゃ。

・「愛しあってるかい?〜キング・オブ・ロック 忌野清志郎〜」
  5月10日(日)午後11:30〜翌0:19 NHK総合

・「SONGS 忌野清志郎ライブ 完全版」
  5月12日(火)午前0:45〜1:34 NHK総合

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090509-00000034-sanspo-ent

今日の告別式、一般向け弔問時間が大幅に延長される模様です。遠くからご冥福をお祈りします。


[SMH-CD] MARY'S DANISH / Circa

皆さま、GWはいかがでしたか?予想通りと言うべきか、僕はわんさとレコ買ってしまいました(苦笑・また折をみてアップします)。まぁレコだけじゃなく久々に美術館へ行くなど、近場でとてもリフレッシュできたのが良かったです。

さて突然ですが、今日から新コーナー「私的名盤アワー」を開始します。ここでは新旧問わず、「personal masterpiece=(極)私的名盤」をゆる〜く不定期でご紹介します。恐らく巷の名盤ガイドブックに取り上げられることのないであろう、個人的に愛聴している(ふとした時に聴きたくなる)ディスクを無理やりオススメします。

単なる思いつきということもあり、今回で最後にならないよう頑張りますので、今後ともご贔屓に。では、よろしくどうぞ。

※便宜的にCDの場合はSMH-CD、LPの場合はSMH-LPと表記します。最近急増中のSHM(Super High Material)-CDではなく、SMH(私的名盤アワー)-CDですのでお間違えなく。

Md_circa_s

さて、記念すべき第一回目のアーティストはMARY'S DANISH(誰それ?と言う声が聞こえてきそうですが。バイオグラフィーはこちらを参照ください)。この'91年リリースの2ndはオルタナティヴ・ロックの好盤かつ私的名盤の代表格。

購入した当時(まだ大学生だった)、友人のandeeと二人で「こいつらはスゴイ!」と密かに盛り上がっていたんだけど、さして話題になることもなく消えていったバンド('92年に3rdを出して解散)。彼らは男女白黒混合編成で、ロック、ファンク、パンク、カントリーが絶妙に入り交じるごった煮サウンドが魅力的だった。またビジュアル的なポップさもあり、今の時代だったらもうちょっと売れたんじゃないかなと思ってしまう。

個人的なイチオシはM-7で、ファンキー・ロック・インストの名曲と言っても過言ではないほど好き。ハードなギターにファンキーなリズム隊がかなりカッコイイ(YouTube映像はこちら←ライヴだとギターがあまり聞こえず残念…。なお以下リンクはすべてYouTube)。また、おまぬけ度高いジミヘンカバー"Foxey Lady"も捨てがたい魅力あり。その他ほとんどの曲が聴きどころと言ってもいいくらい軽く水準をクリアしており、なぜほとんど売れなかったのか今もって謎。

とまぁ音的な部分を中心に書いたものの、実はこのバンドの肝は女性のツインヴォーカル(Julie RitterとGretchen Beiderbecke Seager)にあったりする。声質良し、パンチあり、二人のコンビネーションも良し、おまけにカントリー風味もいけるとくれば、ほぼ無敵。しつこいけど(笑)、ホント売れなかったのが不思議(シングルカットされたポップなこちらをぜひご覧ください)。

今ライナー見て気付いたけど、PETER ASHERのマネージメントだったのね。

興味が出たという奇特な方は、ぜひ中古屋でお買い求めいただければと思います(現在廃盤につき)。そもそも売れてないので、中古屋でもあまり見かけないのが難点ですが(笑)

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


忌野清志郎さん、死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090502-00000100-mai-soci

ガン転移・闘病中だった忌野清志郎さんが亡くなったそうです。享年58歳。

RCサクセション、タイマーズ、ソロetc.といつも変わらぬ音楽への愛情、権威に対するパンキッシュな姿勢が印象に残る人でした。不世出のキャラクター、反骨のロックンローラー、黒人音楽の伝道者、ユーモアと信念の人、、こういう人はもう出てこないかもしれません。

ファンの前に最後に現れたのは、Booker T.&The MG'sのライヴに飛び入りして"In The Midnight Hour"を歌った時とのこと(下記リンク参照)。まだまだ現役で頑張ってほしかっただけに、残念でなりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090503-00000000-dal-ent

武道館復活ライヴから一年ちょっとで、日本音楽界の屋台骨とも言える人をなくし、正直ショックが大きいです…。謹んでご冥福をお祈りいたします。