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[CD] 梅雨〜夏のニューリリース(備忘録)続編

珍しく連日のアップです。前回のあと情報ゲットにつき、追加で載せときます。ご参考まで。

<発売中>
・R.E.M./Reckoning(発売25周年リマスター&未発表ライヴ)
・MARVIN GAYE & TAMMI TERRELL/SHM-CD×3種(紙ジャケ&リマスター:こちら参照)
・OS NOVOS BAIANOS/Acabou Chorare(紙ジャケ&待望のリマスター!)

<7/8発売>
・MICHAEL JACKSON/紙ジャケ各種(奇しくも追悼に…)

<7/14発売>
・NEIL YOUNG/1st〜4th(ついに待望のリマスター再発!)
・THE DEAD WEATHER/Horehound(ジャック・ホワイトの新バンド)

<7/22発売>
・鈴木慶一/シーシック・セイラーズ登場!(DVD付き)

今回は上から5番目まで再発ものです。マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの有名曲はコンピ盤であらかた持ってますが、ジャケの良さで買ってしまいそう。マイケルは元々イギリス公演にあわせて発売予定だったもの。まさかこういうタイミングになるとは…。

アーカイヴ・ボックス(僕は恐ろしくて手が出ませんが、誰か購入された方いますかね?)が話題のニール・ヤング、ようやく初期名作群のリマスター盤がリリースされます。何はともあれ"After The Gold Rush"(3rd)と"Harvest"(4th)は必聴。できたら"Everybody Knows This Is Nowhere"(2nd)も。

デッド・ウェザーはホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトによる新バンド。去年はラカンターズも出したし、色んなバンドでやってますなぁ。

去年各所で絶賛の嵐だった鈴木慶一、早くも新譜が。再び曽我部恵一とタッグを組んだようで、これはかなり楽しみです。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


マイケル・ジャクソン、急逝

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000000-cnn-int
http://hosted.ap.org/dynamic/files/specials/interactives/_entertainment/michael_jackson_timeline/index.html?SITE=YAHOO&SECTION=HOME

既に世界的なニュースになっていますが、マイケル・ジャクソン氏が25日午後(現地時間)、搬送先のカリフォルニア州立大付属病院で亡くなったそうです(現時点での死因は不明)。享年50歳。あまりに突然のニュースにビックリしました…。

ご多分に漏れず、僕も高校時代(まさに80年代ど真ん中)、どっぷり「スリラー」にハマってました。特に「ビリー・ジーン」のPVが最高にカッコ良かったですね。MTV、ムーンウォーク、バブルス、整形などなど、彼を語る際のキーワードは枚挙にいとまがありませんし、陰の部分も含め20世紀最後のポップ・イコンと言っても過言ではないと思います。

IMG_1632
どうしても「スリラー」('82)の陰に隠れがちですが、個人的には「オフ・ザ・ウォール」('79)も外せません。というのも僕がMJと初めて出会ったのが、このタイトル曲を歌うCMだったからです(「LOVE」というスズキ製スクーターのCMに出演。LP帯の写真参照←拡大できます)。誰か知らないけど妙にカッコイイなぁと子ども心に思ったもんです(たぶんその時はまだ小学生)。なおこのアルバムには希代の名曲「ロック・ウィズ・ユー」も収録されてますんで、未聴の方はぜひ。

近年は音楽そのものよりもスキャンダルや奇行(それにしても多すぎ)に注目が集まることの多かったMJですが、ジャクソン5時代からソロに至るまで彼の遺した音楽はこれからも愛され続けていくでしょう。やっぱりすごい人ですよ。

謹んで故人のご冥福をお祈りします。それにしても、本当に若すぎるよなぁ…。


BECK, 1 day, 1 Classic Album >>> Record Club

http://www.bounce.com/news/daily.php/20038/headlineclick

ベックが面白い企画を始めた模様。その名も〈Record Club〉。「たった1日のレコーディング期間で他のアーティストのクラシックな名盤を丸ごと再現するシリーズ」だそうな。

記念すべき第一弾は、THE VELVET UNDERGROUND & NICOの1st(言うまでもなく、あのバナナジャケの名盤)。以下のオフィシャル・サイトでは"Sunday Morning"がアップされてるんで、興味のある方はどうぞ。ところで、これっていつか音源化されるのかなぁ?

http://www.beck.com/


[CD] 梅雨〜夏のニューリリース(備忘録)

最近は旧譜(持ってるもの)中心の音楽生活でしたが、そろそろ色々出る頃だったよなと思い調べてみました。いやーっ、予想以上に気になる新譜が出ますねー(いくつか再発も含む)。これだけあるとさすがに覚えきれないんで、メモ書いときます。以下、ご参考まで。

※海外アーティストの場合、基本的に輸入盤の発売日です(日本盤の場合はその旨記載)。

<発売中>
・JEFF BUCKLEY/Grace Around The World(DVD)
・JEFF BUCKLEY/Grace: Live Around The World
・LOS AMIGOS INVISIBLES/Commercial
・ZAP MAMA/ReCreation
・GEORGIE FAME/Tone-Wheels A Turnin'

<6/17発売>
・SCOOBIE DO/Sparkle

<6/23発売>
・THE MARS VOLTA/Octahedron

<6/24発売>
・木村カエラ/Hocus Pocus
・THE ROLLING STONES/70年代〜80年代初期8枚(日本盤・限定SHM-CD)
・SMALL FACES/Universal,Victorより計7枚(日本盤・紙ジャケSHM-CD)

<6/30発売>
・WILCO/Wilco(The Album)
・LEVON HELM/Electric Dirt

<7/1発売>
・JACK PENATE/Everything Is New(ボーナストラック付き日本盤)

<7/3発売>
・THE ROLLING STONES/Shine A Light(DVD,Blu-ray)

<7/7発売>
・BARRY GOLDBERG/Same(再発・待望の初CD化!)

<7/15発売>
・THE ROLLING STONES/"Dirty Work"以降5枚(日本盤・限定SHM-CD)

<7/20発売>
・RICK DANKO & RICHARD MANUEL/Live In Scranton 85(未発表ライヴ?)

<7/21発売>
・MATTHEW SWEET & SUSANNA HOFFS/Under The Covers, Vol.2

<7/28発売>
・RICK DANKO/Washington DC 87(未発表ライヴ?)
・ELVIS PRESLEY/From Elvis In Memphis: Legacy Edition(再発)

注目のウッドストック関連など、まだ他にもあるんですが、とりあえずこんなところで。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


[SMH-CD] GREAT 3 / Richmondo High

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「私的名盤アワー」第4回目は90年代の日本から。渋谷系のムードが高まりつつあった頃、ロッテンハッツという6人組バンドがあった。確かメジャーではアルバム2枚を出して解散、その後ヒックスヴィルとグレイト3という2バンドへ分裂した。

男ばかりの方のグレイト3は、片寄明人(近年は嫁さんショコラとのデュオなどで活動中)、高桑圭(カーリー・ジラフ名義のソロ"New Order"が今年出た)、白根賢一から成る3ピースバンドで、男気溢れるアメリカン・ロックからナイーヴなバラードまで、彼らにしか奏でられない音楽が鮮烈な印象を残した。

なかでも、この'95年リリースの1stは疾走感溢れる傑作で、今でも事あるごとに引っ張り出して聴いている一枚。懐かしの80's青春映画『初体験 リッジモント・ハイ』(*)をイメージしたとおぼしきタイトルからして、焦燥や情けなさの入り混じった青春の匂いがプンプンで(リリース当時タイトルを見て「おぉ同世代」と妙に感慨深いものがあった)、音自体もとても瑞々しい。

さて、肝心の内容について。頭5曲の流れが特に素晴らしいが、個人的なイチオシはM-5「エデン特急」。孤独なものどもの魂の彷徨。「どこか遠い街の/ボウリング場で/たったひとりで/プレイして」というフレーズがたまらなく好き。失うことを恐れず前進するんだという内容のサビもグッと来る。押し付けがましくないソウル・マナーにのっとったこの曲は、私的名曲のトップ40にランクインさせたいほど好き。

他にもいい曲が目白押しなんで、ザッと書いてみると。アイズリー・ブラザーズばりの強烈ギターとパーカッションがひっかき傷を残すM-3「I Believe In You」、情けない男の心情を歌わせたら右に出るものなしと言えるM-4「Oh Baby」(2ndの「Little Jの嘆き」も同様に素晴らしい)、シールズ&クロフツ名曲の哀愁カバーM-7「想い出のサマーブリーズ」、スティーヴィー・ワンダー風のハーモニカが飛び出すポップなM-10「Summer's Gone」、ラストの小品「My Bunny Eyes」などなど。今回何度もリピートして聴いたけど、ホントにいいメロディを書く人たちだよなぁと改めて思った次第。

今作を含め初期3部作と言える2nd,3rdも魅力あるけど、勢いと粒揃いの楽曲の多さで、この1stに軍配を上げたい(やっぱりこれがいちばん好きだなぁ)。2007年には紙ジャケで再発されたので、興味のある方はぜひどうぞ。いいバンドなんで、またいつか活動再開してほしいもんです。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。

(*)'82年作品。『あの頃ペニー・レインと』で有名になったキャメロン・クロウの脚本デビュー作。若きショーン・ペンが出演、そして当時人気絶頂アイドルだったフィービー・ケイツ(個人的には彼女のイメージが強い)などが共演。当時CMでトレーラーがよく流れてたこともあり、半分観た気になってるけど、たぶん未見。


[SMH-LP] THE FANTASTIC LOS VEGAS / The Newest Sound In Sounds

Losvegas

このコーナー、私的に好評につき(笑)、早くも第3弾。紹介するのはどうしてもCDが多くなってしまうんだけど、たまにはアナログ盤をオススメしてみます(よって表記はSMH-LP)。



このLPは数年前にHi-Fiで買ったラテン・ラウンジ・コーラスものの逸品で、DJやる際には必ずバッグに忍ばせていたレコ(僕が持っているのはモノラル盤だけど、ステレオ盤もあるみたい)。彼らはメキシコからやって来たラテン・ラウンジ・ジャズ・ポップ・バンド。ロス・ヴェガスという名前の通り、ラス・ヴェガスあたりのナイトクラブで夜ごと演奏(出稼ぎ)してたのかなと想像したりする。

中身の方は、とにかくA-3の"La Cucaracha"が素晴らしい。これぞキラー・チューン。DJでかけると、かなりの確率で「この曲何ですか?」と尋ねられるのがその証。イントロからピアノがぐいぐいリードするラテン・リズムに乗せて、歌、コーラス、奇声、そして「ジュジュワ!」で締めるスキャット(これがタマらない)が疾走する2分15秒。これを聴くと否が応でもウキウキ楽しい気分(脳天気とも言う)になってしまう。

他の曲は割とまとも(?)で、フォー・フレッシュメンばりのコーラスを聴かせる曲が多い。特にB-4の"I Wish You Love"はかなり洒落たボサ・ジャズで、どっかのカフェ系コンピに入っていてもおかしくないほど。ただグループとしての方向性は「存続する限り模索中」という風情で、そのどっちつかず加減が何ともB級で憎めない。例えばA-5の"A Taste Of Honey"では冒頭のしっとりムードから一転、いきなり高速ラテンになり、スキャットが無理やり盤の溝の隙間に入ってくる。カッコイイというよりは、むしろ何だか落ち着かない。なのに、それが病みつきになるから困ったもんだ。

そして、垢抜けない感じのジャケットをよく見ていただきたい(クリックで拡大できます)。以前どこかで見たような人がいるではないか。上段右端のメンバーはちょい「団しん也」似、そして下段右端のギタリストはかなり「土井勝」似(司会者の土居まさるではなく、料理研究家の方。それにしても両名とも懐かしいッス)。ジャケを眺め、音楽とは別のところでニヤニヤできるのは、ある世代以上の日本人の特権か。

ちなみにリリースはコロンビアからで、その関係かプロデュースはテオ・マセロ(色々やってますなぁ)。また驚いたことに、彼らエド・サリヴァン・ショーにも出演していたらしい(裏ジャケに「センセーショナル以外の何物でもない」との記載あり)。見たいけど、さすがに映像残ってないよなぁ…。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。