長らく絶版だった「シェルブールの雨傘」がデジタルリマスターで再発!
[SMH-CD] GREAT 3 / Richmondo High

[SMH-LP] THE FANTASTIC LOS VEGAS / The Newest Sound In Sounds

Losvegas

このコーナー、私的に好評につき(笑)、早くも第3弾。紹介するのはどうしてもCDが多くなってしまうんだけど、たまにはアナログ盤をオススメしてみます(よって表記はSMH-LP)。



このLPは数年前にHi-Fiで買ったラテン・ラウンジ・コーラスものの逸品で、DJやる際には必ずバッグに忍ばせていたレコ(僕が持っているのはモノラル盤だけど、ステレオ盤もあるみたい)。彼らはメキシコからやって来たラテン・ラウンジ・ジャズ・ポップ・バンド。ロス・ヴェガスという名前の通り、ラス・ヴェガスあたりのナイトクラブで夜ごと演奏(出稼ぎ)してたのかなと想像したりする。

中身の方は、とにかくA-3の"La Cucaracha"が素晴らしい。これぞキラー・チューン。DJでかけると、かなりの確率で「この曲何ですか?」と尋ねられるのがその証。イントロからピアノがぐいぐいリードするラテン・リズムに乗せて、歌、コーラス、奇声、そして「ジュジュワ!」で締めるスキャット(これがタマらない)が疾走する2分15秒。これを聴くと否が応でもウキウキ楽しい気分(脳天気とも言う)になってしまう。

他の曲は割とまとも(?)で、フォー・フレッシュメンばりのコーラスを聴かせる曲が多い。特にB-4の"I Wish You Love"はかなり洒落たボサ・ジャズで、どっかのカフェ系コンピに入っていてもおかしくないほど。ただグループとしての方向性は「存続する限り模索中」という風情で、そのどっちつかず加減が何ともB級で憎めない。例えばA-5の"A Taste Of Honey"では冒頭のしっとりムードから一転、いきなり高速ラテンになり、スキャットが無理やり盤の溝の隙間に入ってくる。カッコイイというよりは、むしろ何だか落ち着かない。なのに、それが病みつきになるから困ったもんだ。

そして、垢抜けない感じのジャケットをよく見ていただきたい(クリックで拡大できます)。以前どこかで見たような人がいるではないか。上段右端のメンバーはちょい「団しん也」似、そして下段右端のギタリストはかなり「土井勝」似(司会者の土居まさるではなく、料理研究家の方。それにしても両名とも懐かしいッス)。ジャケを眺め、音楽とは別のところでニヤニヤできるのは、ある世代以上の日本人の特権か。

ちなみにリリースはコロンビアからで、その関係かプロデュースはテオ・マセロ(色々やってますなぁ)。また驚いたことに、彼らエド・サリヴァン・ショーにも出演していたらしい(裏ジャケに「センセーショナル以外の何物でもない」との記載あり)。見たいけど、さすがに映像残ってないよなぁ…。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。

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