[CD] 収穫の秋(その4)
November 21, 2009
皆さま、連休いかがお過ごしでしょうか。
おとといに続いての新譜レビュー、今回はキュート&コケティッシュな声の二人をご紹介。やっぱり秋は女性ヴォーカルが合いますねぇ。では、よろしくどうぞ。
・CLARE & THE REASONS/Arrow
・RICKIE LEE JONES/Balm In Gilead
まずはクレア・マルダー(ご承知の通りジェフ・マルダーの娘)とオリヴィエ・マンションの夫婦を中心としたバンド、クレア&ザ・リーズンズ。これが2年ぶりの2nd(僕が購入したのは輸入盤だけど、このほど日本盤も出た模様)。エレクトロな音も少しあってビックリしたけど、今作も良質のチェンバー・ポップスという基本は変わらず。飽きのこない楽曲が並び、ほっこり暖かい雰囲気が漂う好盤。
前作1st(こちらも好盤)はスフィアン・スティーヴンスやヴァン・ダイク・パークスが参加したことでも話題になったけど、音づくり全般的に進化してる感じがして個人的には新作の方が好み。またジェネシス"That's All"('83)の秀逸なカバーに意表を突かれたり、ラヴェル「ボレロ」の一節を挿入したりと、さりげない遊び心も。やる〜。
ジャケットもいい感じだし、休日に聴く音楽を探している女性やクラシカルなものが好きな方にもオススメ。マニアックなオヤジ以外にも聴かれるべき音楽でしょう。メロディやアレンジの趣味がホントに良くて、すっかり愛聴盤になってます。今から思えば、なぜ今年初めの来日公演に行かなかったんだろうか?と後悔。また来てほしいなぁ。
※興味のある方は、ぜひ下記サイトをご覧ください(アルバムのリリース告知ビデオ、くだらなくて好きです)。
http://claremuldaur.com/
http://www.myspace.com/clareandthereasons
♪
お次は言わずもがなの30年選手・ベテランSSWのリッキー・リー・ジョーンズ。今作は名作デビュー盤を彷彿とさせるところもあり、かなり初々しい感じで非常に好み。ジャジー、ブルージー、フォーキー。そのどれにも当てはまるようであり、またそのどれとも違うような彼女独特のふわりとした魅力が満載。
ゲストにはベン・ハーパー(このデュエットがいい)、アリソン・クラウス、セバスチャン・スタインバーグ(ex.ソウル・コフィング)などが参加。程良いアコースティック感・隙間感が秋〜冬にしっくりくる。それにしても彼女の変わらぬ声、歌い方、いつ聴いてもいいなぁ。惚れ惚れ。ファンなら絶対買い。
http://www.rickieleejones.com/
♪
豊作の秋なんでしょうか?今年は佳作がたくさんリリースされてるような気がします。ということで、また近いうちに次のレビューをアップします。お楽しみに。
以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。
おとといに続いての新譜レビュー、今回はキュート&コケティッシュな声の二人をご紹介。やっぱり秋は女性ヴォーカルが合いますねぇ。では、よろしくどうぞ。
・CLARE & THE REASONS/Arrow
・RICKIE LEE JONES/Balm In Gilead
まずはクレア・マルダー(ご承知の通りジェフ・マルダーの娘)とオリヴィエ・マンションの夫婦を中心としたバンド、クレア&ザ・リーズンズ。これが2年ぶりの2nd(僕が購入したのは輸入盤だけど、このほど日本盤も出た模様)。エレクトロな音も少しあってビックリしたけど、今作も良質のチェンバー・ポップスという基本は変わらず。飽きのこない楽曲が並び、ほっこり暖かい雰囲気が漂う好盤。
前作1st(こちらも好盤)はスフィアン・スティーヴンスやヴァン・ダイク・パークスが参加したことでも話題になったけど、音づくり全般的に進化してる感じがして個人的には新作の方が好み。またジェネシス"That's All"('83)の秀逸なカバーに意表を突かれたり、ラヴェル「ボレロ」の一節を挿入したりと、さりげない遊び心も。やる〜。
ジャケットもいい感じだし、休日に聴く音楽を探している女性やクラシカルなものが好きな方にもオススメ。マニアックなオヤジ以外にも聴かれるべき音楽でしょう。メロディやアレンジの趣味がホントに良くて、すっかり愛聴盤になってます。今から思えば、なぜ今年初めの来日公演に行かなかったんだろうか?と後悔。また来てほしいなぁ。
※興味のある方は、ぜひ下記サイトをご覧ください(アルバムのリリース告知ビデオ、くだらなくて好きです)。
http://claremuldaur.com/
http://www.myspace.com/clareandthereasons
♪
お次は言わずもがなの30年選手・ベテランSSWのリッキー・リー・ジョーンズ。今作は名作デビュー盤を彷彿とさせるところもあり、かなり初々しい感じで非常に好み。ジャジー、ブルージー、フォーキー。そのどれにも当てはまるようであり、またそのどれとも違うような彼女独特のふわりとした魅力が満載。
ゲストにはベン・ハーパー(このデュエットがいい)、アリソン・クラウス、セバスチャン・スタインバーグ(ex.ソウル・コフィング)などが参加。程良いアコースティック感・隙間感が秋〜冬にしっくりくる。それにしても彼女の変わらぬ声、歌い方、いつ聴いてもいいなぁ。惚れ惚れ。ファンなら絶対買い。
http://www.rickieleejones.com/
♪
豊作の秋なんでしょうか?今年は佳作がたくさんリリースされてるような気がします。ということで、また近いうちに次のレビューをアップします。お楽しみに。
以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。
リッキー・リー、良いですね
声と雰囲気は相変わらずですね
なぜだか昔からファンだと言うのには抵抗があるクセに、ずっと聴いてます
新しいのも良いですね
Posted by: col | November 27, 2009 at 10:56 PM
colさん、お久しぶりです。
リッキー・リー、相変わらずですが、イイですよね。
僕も声を大にしてファンだと言ったことはあまりないんですが、
聴くたび彼女の魅力にからめとられます。
(なぜでしょう?ジョニ・ミッチェルなんかは事あるごとに言ってるんですけど)
Posted by: jackie | November 28, 2009 at 10:27 PM