[CD] 最近のオススメ(春分version)
March 28, 2010
桜は咲き始めてますが、まだまだ寒いですねー。今回は最近の雑感から。
まずは城島。格の違いを連日見せつけてくれた(今日は負けたけど…)。打つ方は6番で気楽にやってもらって、彼には投手陣の立て直しに注力してもらいたい。とにかく、阪神に来てくれて感謝!
♪
次はギャラクティック。こないだの金曜、心斎橋クラブクアトロのライヴへ。予想通りのカッコ良さ、グルーヴ感溢れる演奏に大満足。コリー・ヘンリー(トロンボーンfromリバース・ブラス・バンド。サングラスがカニエ風・笑)、シリル・ネヴィル(彼が入ると何とも香ばしい感じになるのはサスガ)といったゲスト陣もバンドにしっくりハマってた。ラッパーが3名参加していた前回よりも、間違いなくバンドとしてのまとまりがあった。
メンバー全員が良かったけど、やはりスタントン・ムーアが最高!アンコール前までの2時間叩きっぱなし(ちなみに顔はエルトン・ジョン似・笑)。ここで来てほしいと思ったところにスコーンと入るドラムを再び体験できて感激の一夜に。また早く来てほしいなぁ。ところで、国境マスターは東京公演に行ったんでしょうか?
♪
最後はボブ・ディラン。いよいよ日本公演もあと明日の東京を残すのみ。ライヴの余韻に浸りながら、改めて彼の旧作・近作を引っ張り出してきたという方も多いのでは?来日にあわせて刊行された『ボブ・ディラン・ディスク・ガイド』や『ボブ・ディランのルーツ・ミュージック』といった本を参考にしながら、深い世界をじっくり楽しむのもまた一興かと。
僕はあわせて"Anthology Of American Folk Music"(6枚組で値は張るけど、やはり基本アイテムでしょう)や、関連するミュージシャンを聴き返したりしてます。こういう行為がまた楽しく、広い音楽的裾野・背景も含めてオイシイのがディランだよなと、改めて感じ入った次第。
*
さて前置きが長くなりましたが、最近買ったCDのレビューを。
CAROLINA CHOCOLATE DROPS/Genuine Negro Jig
上述ディランつながり、アメリカン・ルーツつながりでオススメなのがこのキャロライナ・チョコレート・ドロップス。印象的なジャケットに惹かれタワレコで試聴→購入した一枚。最近あまり見かけない黒人3人組のオールドタイム・ストリング・バンド。バンジョー、フィドル、ジャグ、カズーといった楽器が入った音楽が好きなら気に入ると思う。
リリースはノンサッチ(プロモ映像はこちら)、プロデュースはまもなく来日するジョー・ヘンリー(色んな仕事してますね)と聞けば、触手が動く方も多いだろう。オールドタイム/アコースティック・スウィング好きだけでなく、ジョー・ヘンリーの関連作が好きな方にもぜひ聴いてもらいたい。伝統曲が半数を占めるなか、トム・ウェイツのカバーがあるのも面白い。この辺が新世代っぽい?
しかしこれ(↓)見たら、絶対ライヴ行きたくなるよな。
*
LACK OF AFRO/My Groove Your Move
お次もタワレコで試聴し気に入った一枚。イギリスから面白い新人バンドが登場かと思ったら、マルチ・プレイヤー/DJ/プロデューサーとして活躍しているアダム・ギボンズによるユニットの2枚目、とのこと(タワレコのレビュー参照)。今まで知らなかったこのラック・オブ・アフロ、相当カッコイイっすよ。歌心あるジャズファンク、クラブライクなロックが好きな方はぜひ。
音的にはメロウ&ファンキー、ブレイクビーツもありと、結構多くの人にヒットしそう(でもちゃんと引っ掛かりはある)。個人的にはヒップホップ以降を感じさせる感覚と雑多な音楽性が魅力的。モータウンなどのソウル風味もあり、やはりその辺はイギリスというお国柄かも。と考えていたら、ふと「黒さ不足」という名前はブルー・アイド・ソウルの宣言でもあるのか、と膝を打った次第。今後要注目。
*
以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。
まずは城島。格の違いを連日見せつけてくれた(今日は負けたけど…)。打つ方は6番で気楽にやってもらって、彼には投手陣の立て直しに注力してもらいたい。とにかく、阪神に来てくれて感謝!
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次はギャラクティック。こないだの金曜、心斎橋クラブクアトロのライヴへ。予想通りのカッコ良さ、グルーヴ感溢れる演奏に大満足。コリー・ヘンリー(トロンボーンfromリバース・ブラス・バンド。サングラスがカニエ風・笑)、シリル・ネヴィル(彼が入ると何とも香ばしい感じになるのはサスガ)といったゲスト陣もバンドにしっくりハマってた。ラッパーが3名参加していた前回よりも、間違いなくバンドとしてのまとまりがあった。
メンバー全員が良かったけど、やはりスタントン・ムーアが最高!アンコール前までの2時間叩きっぱなし(ちなみに顔はエルトン・ジョン似・笑)。ここで来てほしいと思ったところにスコーンと入るドラムを再び体験できて感激の一夜に。また早く来てほしいなぁ。ところで、国境マスターは東京公演に行ったんでしょうか?
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最後はボブ・ディラン。いよいよ日本公演もあと明日の東京を残すのみ。ライヴの余韻に浸りながら、改めて彼の旧作・近作を引っ張り出してきたという方も多いのでは?来日にあわせて刊行された『ボブ・ディラン・ディスク・ガイド』や『ボブ・ディランのルーツ・ミュージック』といった本を参考にしながら、深い世界をじっくり楽しむのもまた一興かと。
僕はあわせて"Anthology Of American Folk Music"(6枚組で値は張るけど、やはり基本アイテムでしょう)や、関連するミュージシャンを聴き返したりしてます。こういう行為がまた楽しく、広い音楽的裾野・背景も含めてオイシイのがディランだよなと、改めて感じ入った次第。
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さて前置きが長くなりましたが、最近買ったCDのレビューを。
CAROLINA CHOCOLATE DROPS/Genuine Negro Jig
上述ディランつながり、アメリカン・ルーツつながりでオススメなのがこのキャロライナ・チョコレート・ドロップス。印象的なジャケットに惹かれタワレコで試聴→購入した一枚。最近あまり見かけない黒人3人組のオールドタイム・ストリング・バンド。バンジョー、フィドル、ジャグ、カズーといった楽器が入った音楽が好きなら気に入ると思う。
リリースはノンサッチ(プロモ映像はこちら)、プロデュースはまもなく来日するジョー・ヘンリー(色んな仕事してますね)と聞けば、触手が動く方も多いだろう。オールドタイム/アコースティック・スウィング好きだけでなく、ジョー・ヘンリーの関連作が好きな方にもぜひ聴いてもらいたい。伝統曲が半数を占めるなか、トム・ウェイツのカバーがあるのも面白い。この辺が新世代っぽい?
しかしこれ(↓)見たら、絶対ライヴ行きたくなるよな。
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LACK OF AFRO/My Groove Your Move
お次もタワレコで試聴し気に入った一枚。イギリスから面白い新人バンドが登場かと思ったら、マルチ・プレイヤー/DJ/プロデューサーとして活躍しているアダム・ギボンズによるユニットの2枚目、とのこと(タワレコのレビュー参照)。今まで知らなかったこのラック・オブ・アフロ、相当カッコイイっすよ。歌心あるジャズファンク、クラブライクなロックが好きな方はぜひ。
音的にはメロウ&ファンキー、ブレイクビーツもありと、結構多くの人にヒットしそう(でもちゃんと引っ掛かりはある)。個人的にはヒップホップ以降を感じさせる感覚と雑多な音楽性が魅力的。モータウンなどのソウル風味もあり、やはりその辺はイギリスというお国柄かも。と考えていたら、ふと「黒さ不足」という名前はブルー・アイド・ソウルの宣言でもあるのか、と膝を打った次第。今後要注目。
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以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。
Galactic、当然行っていましたか。
良いライブでしたね。ぶち切れた後には、急に緩くなったりもして。
CCD(…って書くと Fela みたい)は、Nonesuch かつ バンジョーなので店頭で試聴したものの、現在保留中です。
Posted by: D | March 29, 2010 at 07:37 PM
>Dさん
コメントありがとうございます。しばらく入院していたため、レスが遅くなりました。
Galactic、いらっしゃったんですね。お会いできなくて残念でした。ライヴは本当にカッコ良かったですね!
CCD、なかなかいいですよ。気が向いたらぜひ。
Fela関連、トリビュート(?)やら紙ジャケやら色々出てますね。
Posted by: jackie | April 14, 2010 at 12:35 AM