Do You Remember Me?歌謡(三姉妹編)
《Seiko・color》 秋色の聖子

Do You Remember Me?歌謡(カバー編)

こんにちは。今日から三連休という方も多いと思われます。日中はまだ暑いですし、行楽地等へお出かけの際はお気をつけください。かくいう僕は、気の向くままどこかレコ掘りへ行く予定です。

さて今日は、前回お届けした「Do You Remember Me?歌謡」の続編をお届けします(もう少しお付き合いください)。三姉妹編に続いて今回は本家(次女)のカバー曲をご紹介。

'80年に発表された和製ウォール・オブ・サウンドの名曲がどのようにカバーされているのか、実際に聴いていただければと。以下、すべて作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦の夫婦コンビによるものです。では、よろしくどうぞ。



Fhaga_doyou
■フローレンス芳賀/ドゥー・ユー・リメンバー・ミー(Do You Remember Me?) →動画リンクはこちら

カバー編1人目は、ハーフタレントのフローレンス芳賀(はが)。前回の流れで言うと、次女のクラスに来た交換留学生という感じ?リリースは'84年6月21日。編曲:飛澤宏元(田原俊彦「哀愁でいと」「さらば・・夏」等のアレンジも手がける)。とにかく、カタコト日本語がタマリません!音楽的というよりもネタとして重宝しそう。

ところで、彼女どっかで見たことあるという方がいるかもしれませんが、'84〜'86年当時、何本かCMに出演したり、キャンギャルもやっていた様子。また「青い瞳の聖ライフ」でドラマ主演も果たしている(これ何となく覚えてるなぁ)。改めてドラマの詳細情報を見てみると、共演キャスト(*)と各回のサブタイトルが結構ソソる(特にドラマの内容が一目瞭然のサブタイトルが何ともいい感じ。最終回「涙の卒業式! ダンシング・クイーン」はちょっと見てみたい・笑)。あと主題歌が谷山浩子「DESERT MOON」(YouTubeリンクはこちら)だったとは。時代だね。原曲はもちろん元スティックス、デニス・デ・ヤングのヒット曲。

(*)なかなか豪華な共演者ですが、その中でアイドル的メンツは、竹本孝之、大沢逸美、比企理恵、菊地陽子(話題沸騰中?の音痴アイドル)、荻野目洋子(1回だけの特別ゲスト風)あたりでしょうか。

当のフローレンスさん、そもそも日本での芸能活動を続けるつもりはなく(学生時代のアルバイト感覚?)、短期間でアメリカに帰国した模様。Wikipediaによると「現在は、アメリカの50番以内の資産家と結婚、子どもにも恵まれ幸せに暮らしている」とのこと。(事実ならば)めでたしめでたし。



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■木村恵子/Do You Remember Me(「コルトレーンで愛して」B面)→動画リンクはなし

カバー編2人目は、デビューアルバム「STYLE」に本カバーを収録している木村恵子。こちらは次女の家庭教師的な佇まいだろうか(木村恵子本人もアルバム制作時は慶応大文学部に在籍中だった)。アルバムリリースは'88年5月21日。編曲:鈴木茂。アレンジ等かなり原曲に近い感じ。シングルカットの際、実際B面にカップリングされたのは別の曲で、僕が持ってるこの7インチはプロモオンリー盤だと思われる。

ちなみにA面(作詞:湯川れい子、作曲・編曲:鈴木茂。YouTubeリンクあり→こちら)は、本人も好きだというアンテナ、バーシアあたりのしっとりお洒落系サウンド。世はバブル真っ最中。ジャケの服も含めて懐かしいあの頃の感じ。タイトルはスゴイけど、こちらもなかなかいい曲ッス。

アルバムのプロデュースは鈴木茂で、他にも松本隆、杉真理(杉と木村は、竹内まりやが所属していたことで有名な慶応の音楽サークル、リアル・マッコイズの先輩後輩の間柄でもある)、門あさ美など豪華作家陣が参加。彼女自身もSSWであり、自作も収録されている。アルバムは未聴につき、機会があれば聴いてみたい。また、彼女はバービー人形のコレクターでもあり、洋書で解説書を出しているのにはビックリ(「Barbie in Japan」がそれ)。



以上が7インチ。あとはCD時代のカバー。

Ribbon_doyou  Ribbon_best
■ribbon/Do You Remember Me? →YouTubeリンクはこちら

この曲、ribbonもカバーしてたのを今回初めて知った(ジャケ写左・短冊シングルCD、右・この曲が収録されているベスト盤)。リリースは'92年12月2日。編曲は当代きっての売れっ子プロデューサー、亀田誠治。ご承知の通り、関わったミュージシャンはスピッツ、椎名林檎、東京事変(ベーシストとして参加)等数え切れない。ribbon関連では、CoCoや永作博美ソロにも関わってたのね。

このカバー、今回色々聴いた中でいちばんの掘り出し物だった。アイドルという枠を超えて、ガール・ポップスとしてかなり上出来の部類だと思う。ロネッツというよりは、シュープリームスといった感じのPVも繰り返し観たくなるし。

音的には、「ハウッ」というコーラス・アレンジがキャンディーズ「年下の男の子」っぽかったり、流麗なストリングス・アレンジが松田聖子「風立ちぬ」を彷彿とさせたりと、思わずニヤリとしてしまう仕掛けあり。特に後者は、岡崎友紀の原曲からフィル・スペクターを経由して、気付けば(意図してだろうが)大滝詠一へのオマージュになってるのがとても興味深い。亀田誠治自身は相当なはっぴいえんど/大滝詠一好きのようだし(こちらのライナーを書くほど)。

さて話をribbonに戻すと。彼女たちはその後'94年7月、グループ存続中の最終作品となった限定アナログEP盤をリリースする(ribbon&ピラニアンズ名義)。それがロネッツのカバー「ビー・マイ・ベイビー」だったというのも、何だか彼女たちとフィレス・サウンドとの不思議な縁を感じた(今はこちらのコンピ盤で聴ける→他の収録曲も素晴らしいので、見かけたら絶対買い!)。



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■キタキマユ/ドゥー・ユー・リメンバー・ミー →YouTubeリンクはこちら

最後は、一応お約束で。僕も含め、このカバーで初めて曲自体を知ったという方も多いのでは?リリースは2001年2月15日。2001年1月から放送されたフジテレビ系ドラマ「カバチタレ!」の主題歌(エンディング・テーマ)。プロデュースはORIGINAL LOVEの田島貴男。チャート最高位15位まで上るヒットを記録した。21世紀に出た好カバーのひとつ。

この歌が流れるタイトルバックは、女性ダンサーのシルエットが踊ったり、ポップな色遣いが印象的だった。あと個人的にはこのドラマの撮影現場(確か代官山)のすぐ横を車で通ったことが懐かしい思い出。主演の二人(深津絵里、常盤貴子)もちらりと見えた。DJイベント終了後の帰り、寒い季節、深夜1時か2時頃だったような。もう10年以上前か、、と遠い目。



ということで、まとまりのない長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。また色々と面白い音楽を紹介していきたいと思いますんで、今後ともよろしくお願いします。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。

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