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ヅカレコ・グランドレビュー <第1幕>

毎日寒いですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。三連休の中日ということで、お出かけの方も多いかもしれませんね。昨日よりは若干暖かい気もしますが、くれぐれもご自愛ください。

さて、今日から新コーナー始めます。タイトル通り、ヅカレコについてのレビュー連載です。ヅカこと宝塚歌劇団やタカラジェンヌという言葉を聞けば、ファンでなくともそのビジュアルや大体の雰囲気が浮かんでくることでしょう。気にはなるけどちょっと敷居が高いなぁと思われてる方も多いと思います(僕自身、ヅカについてはまったくの初心者で只今研究中の身です)。

「ヅカレコ・グランドレビュー」と題するこの連載では、主に音楽好きのヅカ初心者に向けて、DJ/レアグルーヴ的視点やソフトロック、ボサノヴァ、ジャズといった音楽的切り口を軸にオススメ盤を紹介していきます。ヅカファンのための音盤紹介サイト(もちろん公演紹介がメイン)はいくつもあれど、ここでは公演/スター主体ではなく、あくまで音楽そのものを楽しむことに主眼を置きます。

1914年に初回公演を行って以来、今なお人気を集めるタカラヅカ。何と来年2014年が記念すべき100周年!それに向けて、誰もが知ってるタカラヅカの、誰もが知らない名曲を鋭意掘り起こしていく所存です(今のところあまり求められていないかもしれませんが…)。食わず嫌い、聴かず嫌いはやめて、ぜひお付き合いのほどよろしくお願いします。第1回目の今日は挨拶代わりに、各年代の「タカラヅカ」冠ソングをお届けしましょう。では、よろしくどうぞ。



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■古城都/ハロー・タカラヅカ →YouTubeリンクはこちら

まずは70年代(日本コロムビア時代)。レビューの幕開けは多幸感溢れるこの曲から(作詩:鴨川清作、作曲:入江薫)。'70年5月発売と、世はまさに大阪万博まっ盛り。同じ阪急沿線の宝塚も観客を呼び込むため「タカラヅカEXPO'70」を上演(詳細はこちら参照。この曲は、宝塚グランド・レビュー「タカラヅカEXPO'70(第2部)」「ハロー・タカラヅカ」主題歌)。狙いは見事的中し、公演は連日満員の大盛況に。

いつもホントにお世話になってるナカレコ2号店さんブログでもピックアップされたこの名曲、「ソフトロック・ドライヴィン 宝塚編が編まれる際はトップバッターとして是非この曲を!」とはまさに言い得て妙(転載すみません!)。夢見る万博ソフトロックの傑作。



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■松あきら/アイ・ラブ・タカラヅカ音頭 →動画リンクはなし(残念!)

次に80年代(CBSソニー時代)。グランド・レビュー「宝塚春の踊り」主題歌。作詩:植田紳爾、作曲:寺田瀧雄、編曲:原田良一。以前九州を旅行した際、激安で有名な小倉の田口商店でジャケ買い(正確にはタイトル買い)した思い出深い一枚。'81年3月21日発売と、レーベルメイト(!)の大滝詠一「A LONG VACATION」と奇しくも同日発売。

残念ながら「ナイアガラ音頭」や「イエロー・サブマリン音頭」のような音頭モノではなく、買ってしばらくはちょっと期待外れと思ってた。が、次第に歌詞のシンプルさ(ジャンプ ジャンプ ジャンプ ジャンプ/ゴー ゴー ゴー、とか、アイ・ラブ・ユー・ラブ・タカラヅカ/春の踊りの宝塚、というサビのリピート)や、ほんのりブルース入ったロック調の曲が気に入り、これはこれで悪くないなぁと思えてきた。そのうちホントにクセになってきて、しまいには毎日何度もリピートしてしまうほどのハマりよう(笑)。

というわけで、今のところ個人的にはこれがヅカレコ隠れ名(迷?)曲No.1。なおB面の「順みつき/ファースト・ラブ」はオールディーズ調のポップチューンで、こちらもオススメ。気になる方、もし中古で見かけたら買ってみてください。



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■久世星佳/TAKARAZUKA・オーレ! →YouTubeリンクはこちら

最後に90年代(TMP〔宝塚音楽出版〕時代)。宝塚レビュー・グラフィティ「TAKARAZUKA・オーレ!」主題歌。作詞:植田紳爾、作・編曲:寺田瀧雄(前述「アイ・ラブ・タカラヅカ音頭」コンビ)。'94年11月2日発売。「オーレ!」のかけ声通り、ティンバレスが炸裂するラテン・グルーヴ(CD音源は上記リンクよりもっとパーカッシブでビート感あり)。

今回の中ではこれがいちばんDJ仕様(とは言え、ちょっともったりしてるのはご愛敬)。しかし大勢での踊りとか衣装とか、実際に劇場で観たら壮観だろうなー。上掲ジャケはコンピCD「'94 宝塚歌劇全主題歌集」(いちばん左下が本公演)のもの。あいにく僕は主題歌シングルCD未入手につき、このコンピ・ジャケを載せときます。

で早速、当時月組のトップスターだった天海祐希がメイン(レコードのA面に当たる)のこのシングルCD、調べたら下記のよう(↓)。なかなかインパクトあるジャケだし、どこかで見かけたら買おうっと。

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■エールの残照/TAKARAZUKA・オーレ!
(1)風のシャムロック(天海祐希)
(2)残照のようにひそやかに(天海祐希)
(3)TAKARAZUKA・オーレ!(久世星佳)



ということで、タイトルに「タカラヅカ」を冠した曲ばかり3曲ご紹介しましたが、ソフトロック、音頭(ロック調)、ラテンと幅広い音楽性に改めて驚きました。こうしてみると、ヅカレコもなかなか面白いでしょ。賛同してくださる方が今後少しでも増えるのを期待して、初回の締めくくりとします。

以前こちらでXmasアルバムを取り上げて以来のヅカレコレビューとなりました。今日からカテゴリーに「宝塚」を新規追加しましたし、これから張り切ってオススメしていこうと思います。今年の大きな目標は、ナイスなヅカレコ盤の掘り起こしと、ヅカを実際に劇場で観ること(現場に足を運ぶという年始の誓い通り)、でしょうか。



ヅカの他にも色々書きたいネタありますんで、ブログの更新も頑張ります。引き続きどうぞよろしくお願いします。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。