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春の盤まつり(1) サイケなラテンと春の宵

こんにちは。桜もぼちぼち開花し始めましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今夜から明日にかけて天気が崩れるようですので、見頃は来週末あたりでしょうか?

さて昨秋ご好評いただいた「秋のレビュー祭り」の続編的なレビューをお届けします。今回は「春の盤まつり」と題し、どっかで聞いたような感じにしてみました(笑)。中身はいつも通り、僕が気に入ったレコード/CDを気の向くままにオススメするものです。新譜が中心になるかと思いますが、ひとつヨロシクお願いします。

ここ最近(ずっと?)歌謡曲色の濃いイベントばかり開催しているせいか、B級歌謡やムードコーラスものばかり聴いてるイメージがすっかり定着してしまったかもしれませんが(苦笑)、世界中の現在進行形の音も一応いろいろ聴いてるんです(誰に対しての言い訳?)。前置きが長くなりましたが、「春の盤まつり」第一回目は、サイケなラテン&ブラジル・レコをご紹介します。よろしくどうぞ。



Lmp
■LA MECANICA POPULAR/Same (LP) →音源試聴はこちら

久々に興味を引く新バンドの登場。ペルー、ベネズエラ、コロンビア、米国のミュージシャンがNYで出会い、2011年に結成された男女混成バンド。謎度高いジャケに惹かれ購入したけど、想像以上に聴かせる内容だった。2013年5月にリリースされた1stシングル(匂い立つ雰囲気のPVはこちら)に続き、11月にリリースされたのがこのデビュー・アルバム(ともにブルックリンの個性派レーベル、Names You Can Trustから)。

彼ら自身「サイケデリック・サルサ」を標榜する通り、電子音飛び交うスペイシー・サルサが軸になっており、ダビーな音像と相まってホントにカッコイイ。個人的には「アシッド・サルサ」と呼びたくなるような、サイケでモンドなラテン。スローテンポの曲が不思議とじんわり染みたりして、ストレンジ・ワールドにゆらり漂うこの浮遊感、かなりクセになる。

正統派ラテンやサルサ好きよりも、たぶんベック(ジャケの雰囲気にも通じるものが)、ラテン・プレイボーイズ、マーク・リボー好きの方に受けそうな感じ。とは言え、ラテンに興味のある多くの人にぜひ聴いてもらいたい良盤。CDは出てない模様につきLPで購入したけど、こういう妖しさ満点のジャケは、やっぱデカいサイズが似合うよな。



Garotassuecas
■GAROTAS SUECAS/Feras Miticas (LP) →音源試聴はこちら(全曲フル!)

お次はブラジル、サンパウロのソフト・サイケ・ロック・バンド(これが2ndアルバム)。カラフルなジャケに惹かれ試聴したところ、メロウでポップな良質ブラジリアン・サイケだった。前述LA MECANICA POPULARのアルバム同様、こちらも本国リリースは去年だけど、今年に入ってスペインのVampisoulからリリースされた。僕が購入したのもVampisoul盤で、個人的には今年の大きな発見!ということで、早速、今年のベストアルバム候補に。

全体を通して、メロディアスで音楽性豊かなところが彼らの大きな魅力。男性・女性ヴォーカル混成で、サイケデリック・トロピカリズモ感溢れるところはムタンチス(ブラジルの大先輩)を想起させ、デヴェンドラ・バンハートのようなアシッド・フォークがあるかと思えば、ソウルやレゲエ・フレイバーもある。中期ビートルズやソフト・ロックの雰囲気を持つ曲や、小粋なヴァイオリンの響きでアコースティック・スウィング好きにもアピールできる曲があったり、チボ・マットに似た感じの曲(こちらのPV参照)もあったりと、とにかく多彩。

それだけ色々盛り込んでいるにもかかわらず、肩の力の抜け具合というか、ゆるさ加減がまた絶妙。ピヨピヨ入る鳥の声も雰囲気あるラスト曲は、そのアコースティックで素朴な味わいにグッときた。これはOS NOVOS BAIANOSへのオマージュぽくも聞こえ、そっか、そこを目指してるのか!と思わず膝を打った。

古地図&想像上の生き物がカラフルな極彩色で書いてあるいいジャケで、デカいサイズで欲しかったため、こちらもLPで購入(ちなみに45回転・12インチの2枚組!)。やっぱアナログで持っておきたいアートワークだと思う。

家にアナログプレーヤーないから。。という方もご心配なく。何と、下記公式サイトで、全曲フリーダウンロードOK!太っ腹!これでアナログ盤買ってもOKでしょ。ただ、いつまでDL可能か不明につき、興味のある方はお早めに。こういうポップ風味のサイケ・ロックは、今の季節にとても合う。激オススメ!
http://www.garotassuecas.com/



ということで、ちょっと長めになってしまいましたが、初回はこれにて。他にもオススメ盤たくさんあるんで、「春の盤まつり」まだまだ続きます。引き続きよろしくお願いします。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


[DJ EVENT] 世界の音楽が流れる飲み会「家宝級」@渋谷・国境の南setlist(3/8)

こんばんは。3連休の初日、いかがお過ごしでしょうか。今日はあまり天気良くなかったですが、一雨ごとに暖かくなっていき、もうすぐ春到来となるんでしょうね。

さて、先日こちらで告知した飲み会「家宝級」@国境の南、お陰様で大盛り上がりのうちに終了しました。本ブログでのお礼が遅くなりましたが(年度末でここ数週間、慌ただしく過ごしてました…)、お越しいただいた皆さま、国境マスター&ママ、本当にありがとうございました!そしてDJsもお疲れさまでした。選曲、ホントに素晴らしかったです!

今回も色んな人と音楽を通して楽しすぎる時間を過ごせました。この豪華選曲陣ですから、内容的に面白い曲がたくさんかかったことは言うまでもありません。知らない曲ばかりかかって、ホントに刺激的でした。これが縁でまた新たにディープな交流も生まれ、飲み会を企画して本当に良かったと思います。たくさん作って持って行ったおまけCD-Rもほとんどなくなってしまいましたし(こちらも好評いただきました)。またぜひ近いうちに、ゆるりとやりたいですね。



以下、いつものようにセットリストを載せときます。残念ながら、エルスール原田店主やレコオヤジさん、アキラのは書きとめてません。僕一人分だけですみませんが、ご容赦ください。

音源内訳ですが、おまけCD-Rからの2曲(#41,#42)以外は、すべて7インチアナログ盤でした。順番はだいたいこんな感じだったと思います。もし1、2曲漏れてたらスミマセン。何かの参考にしていただければ幸いです。では、よろしくどうぞ。



Kahokyu_hibari ←締めはお嬢

<Jackie's Setlist・順番だいたいこんな感じ>
1.紅屋おかめ/ディスコ・ナンバー360
2.由布院和子/わたしの履歴書
3.山川登とベストセラーズ/失恋特急10時発
4.ローレン・中野,和田弘とマヒナ・スターズ/ゆうわく
5.片平なぎさ/なかなおり
6.松居直美/おちこぼれ数え唄
7.MITCHIE(三橋美智也)/花笠音頭
8.藤人司/浪花ロック
9.桜たまこ/おじさんルンバ
10.敏いとうとハッピー&ブルー/星降る街角
11.三田明/太陽のカーニバル
12.殿さまキングス/恋は紅いバラ
13.なかの綾/ラヴ・イズ・オーヴァー
14.竜雷太/君と二人で
15.フォーリーブス/ちょと待て下さい
16.ホップトーンズ/泡盛の島
17.憂歌団/オナカ・イ・タ・イ
18.ヒロシ&キーボー/バハマ レイディー
19.西郷輝彦/メキシコ娘
20.三橋美智也/アヤヤ・アパパ
21.佐々木新一/あの娘といっしょ
22.三遊亭円丈/恋のホワン・ホワン
23.坂本九/ELIMO(襟裳岬)
24.NAT KING COLE/LOVE ラヴ(日本語盤)
25.KING COLUMBIA/Tour Of Jamaica -soca drum edit-
26.にしきのあきら/ビギン・ザ・ビギン
27.中村晃子/愛のぬくもり
28.榎谷おさむとシャイアン・エコーズ/アカナィシヨ
29.弘田三枝子/恋のクンビア
30.中原美紗緒・浜口庫之助/清酒ジングル
31.TRIO LOS PANCHOS/山男の歌
32.PEGGY MARCH & BENNIE THOMAS/愛して愛して愛しちゃったのよ
33.バーブ佐竹/カクテル小唄
34.IKE COLE/港の灯り
35.フランク永井/恋のブルー銀座
36.井上順/人生はそんなくり返し
37.エルザ/エルザのテーマ
38.JEAN GABIN/Maintenant Je Sais
39.内山田洋とクール・ファイブ/捨ててやりたい
40.奥村チヨ/恋泥棒
41.杉本エマ/好き
42.真野響子/二人だけ(We're all alone)
43.美空ひばり/思い出の鞄

ありがたいことに、随所で好反応いただきました。オヤジーズの皆さんの受けも良かった初っぱな(#1〜#4)の流れで、僕自身スムーズに入れた感じがしてホッとしました(何せ、原田さん→レコオヤジさんと続いた、いい流れの後だったもんで)。

個人的にはアイク・コール(#34)がかけられて嬉しかったですね。気付けば兄さん(#24)と兄弟船でした!

 

以上。ありがたいことに、予想以上に各所から反響がありましたので、近いうちにまた企画したいと思います。その際はどうぞよろしくお願いします。あと色んな展開を考えてますので、お楽しみに〜。