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最近のお気に入り(2024年vol.20)

昨日からフジロックが始まってます。配信で見ることのできるアーティストも結構いて、うまくタイミングが合えば見ようと思ってます。それにしてもRemi Wolfの直前キャンセルは残念でした。



前回からのつながりで、UKのお気に入りアルバム2枚を。



■Liana Flores / Flower Of The Soul (2024)

イギリス系ブラジル人SSW、Liana FloresがVerveからリリースしたメジャーデビューアルバムがとてもいい。ブリティッシュフォーク、ジャズ、ボサノヴァなどがブレンドされた音と、彼女の透明感ある声が魅力的。ミナス、サイケフォーク、アコースティックポップなどいくつもの色を見せつつ、統一感のあるところが秀逸。Jaques Morelenbaum、Tim Bernardesが参加しているのもブラジル音楽好きにはポイント高し。各所で今年のベストアルバムに選ばれるだろう良盤。







■Lava La Rue / Starface (2024)

西ロンドン出身のイギリス系ジャマイカ人ミュージシャン、Lava La RueがDirty Hitからリリースしたデビューアルバムがサイコー。ファンキーでグラム、ニューウェイヴでサイケ。色んな要素のごった煮サウンドで、変態チックな官能性はプリンスを彷彿させるところも。Cuco、Audrey Nunaなどゲストのセンスもいい。今年のベストアルバム候補。







以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


最近のお気に入り(2024年vol.19)

梅雨の中休み、セミが鳴き始めてました。また今年の夏も暑くなるとか。お手柔らかに。。



オススメ曲紹介の3回目は、UKの4曲を。



Brad Stank - Natty Wine

リヴァプール出身のSSW、Brad StankことBradley Mullins。印象的なクルーナーヴォイスで、ちょっとEddie Chaconっぽくもある。軽く揺れる感じのグッドミュージック。アルバム"In The Midst Of You"(2024年)収録。アルバムにはSean O'Hagan(The High Llamas)が数曲アレンジで参加。



Ezra Collective ft. Yazmin Lacey - God Gave Me Feet For Dancing

ロンドン出身でUKジャズを代表するバンド、Ezra Collective。スモーキーな声が特徴的なYazmin Laceyをゲストに迎えたシングルをリリース。ゆったりしたグルーヴが心地よい。今秋(9/27)発売されるアルバム"Dance, No One's Watching"が今から楽しみ。



Nubiyan Twist ft. Nile Rodgers - Lights Out

ロンドンに拠点をおく9人組多国籍アフロジャズ楽団、Nubiyan Twist。Nile Rodgersをゲストに迎えたファンキー・ダンサー(ギターのカッティングがいかにも)。4thアルバム"Find Your Flame"(2024年)収録。アルバムにはSeun Kutiもゲスト参加。



Bess Atwell - Fan Favourite

ブライトンに拠点をおくSSW、Bess Atwell。初めて聴いた人だけど、すごくいい。少し憂いを含んだ声と耳に残るメロディ。アルバム"Light Sleeper"(2024年)収録。



以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


最近のお気に入り(2024年vol.18)

裏の畑に植えた夏野菜が育ってきました。ナス、キュウリ、トマト、オクラなど。出来にばらつきはあるものの、しばらく採れたての旬の味覚を楽しめます。ちょっと贅沢な気分。



オススメ曲紹介の2回目は、R&B~ヒップホップな5曲を。



Remi Wolf - Cinderella
Remi Wolf - Toro


カリフォルニア州出身のSSW兼プロデューサー、Remi Wolf。曲も佇まいもホント、サイコーで。この2曲は少し前にヘビロテで、好きすぎて一つに絞れず、両方アップします。基本ラインはR&B~ディスコ~ポップン・ソウル。

"Cinderella"はヒップホップ黎明期的ラテン風味やホーンセクションが印象的(MVにはアイスクリーム屋さんとしてMac DeMarcoがカメオ出演)。"Toro"はどこかP-FUNKを彷彿させ、とりわけベースラインは特筆すべきカッコ良さ。もうすぐ(7/12)出る2ndアルバム"Big Ideas"(1st"Juno"以来3年ぶり)がめちゃくちゃ楽しみ。今年のフジロックに出演するらしく、可能なら観に行きたいところ。



Vince Staples - Black & Blue

カリフォルニア州ロングビーチ出身のラッパー、Vince Staples。既にクラシック感漂う新曲。聴かせるトラック。6枚目のアルバム"Dark Times"(2024年)収録。これがDef Jamから最後のリリース。



Ana Tijoux, Omar - Vida

フランス在住チリ系ラッパー、Ana Tijoux。久々のアルバム"Vida"(2024年)収録のタイトルトラック。"Vengo"(2014年・こちら参照)以来10年ぶりのアルバムということになるんでしょうか。Omarと共演の本曲でも、変わらぬカッコ良さの姐さんに脱帽。



Trueno - Tranky Funky

アルゼンチンのラッパー、Trueno。えらくファンキーかつキャッチーなトラック。アルバム"El Último Baile"(2024年)収録。僕の好きなNicki Nicole(こちらこちら参照)とも以前共演している(元婚約者だったはず)。時間を見つけて、南米のヒップホップも掘り下げたいところ。



以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。