[DJ EVENT] 年忘れDJパーティー@渋谷・国境の南setlist(11/30)

こんにちは。いよいよ師走に突入しましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ついに来年ブラジルで開催されるW杯、1次リーグの組み合わせも決まりました(昨日の深夜、眠い目をこすりながら僕も抽選会観てました)。日本はグループC。決して簡単に勝てる相手はいませんが、チャンスは十分あり。期待して応援しましょう。他の組は死のグループも複数あり(ここに入らなくてホッとしました)、熱い戦いが繰り広げられることでしょう。いよいよスイッチ入ってきました。半年後がホント楽しみですね〜。

さて、先日こちらで告知した年忘れDJイベント@国境の南、お陰様で大盛り上がりのうちに終了しました。本ブログでのお礼が遅くなりましたが、お越しいただいた皆さま、UST見ていただいた方々、ママ&マスター、本当にありがとうございました!DJsもお疲れさまでした。選曲、ホント楽しかったっす!またやりたいっすね。

準備にバタバタして僕の到着が遅れたり、機材トラブルでUSTつながらない時間も結構あったりして申し訳ありませんでした…。そんななか、かなり久々に会う友人が何人も来てくれてとても嬉しかったですし、色んな人と音楽を通して楽しすぎる時間を過ごせました。笑いの絶えないイベントになり、企画して本当に良かったです。まだやったことのない90年代ナイトの話なんかも出てきましたので、またいつか実現できればと思ってます。



IMG_2832 ←リウくん&ママ

結局、閉店の午前3時までワイワイ楽しくやりましたが、総勢8名に及ぶ他DJの選曲も抜群で、あっという間に時間が過ぎた感じです。今回は人数が多かったため、一回りした後、途中から各人2曲ずつリレーでつないでいく方式を取りました。これがヴァラエティに富んで、なかなか楽しかったです。前々回前回あげたセットリストを参考にしてくれた方もいたため、今回も載せときます。

音源内訳としては、ほぼすべて7インチアナログ盤で、CDは1曲(#22)、8cm短冊CDシングルが2曲 (#23,#24)でした。やっぱり7インチは目も耳も楽しく盛り上がりますね!以下、僕一人分のセットリストですが、何かの参考にしていただければ幸いです(順番はたぶんこれで合ってると思います。DJ交代のタイミングで特に後半は細切れにかけてます)。よろしくどうぞ。



1.谷ちえ子/花の女子高数え歌
2.片平なぎさ/なかなおり
3.川島なお美/シャンペンNo.5
4.にしきのあきら/ビギン・ザ・ビギン
5.南州太郎/ハメハメ
6.ビートたけし/OK!マリアンヌ
7.内田裕也/さらば愛しき女よ
8.松方弘樹/野次馬がいく
9.水前寺清子/ありがとうの歌
10.憂歌団/オナカ・イ・タ・イ
11.坂本九/ELIMO(襟裳岬)
12.NAT KING COLE/LOVE ラヴ(日本語盤)
13.TRACEY ULLMAN/They Don't Know 夢みるトレイシー
14.郷ひろみ/寒い夜明け
15.少女隊/君の瞳に恋してる
16.スリー・ファンキーズ/でさのよツイスト
17.薬師丸ひろ子/ハードデイズ ラグ
18.なかの綾/ラヴ・イズ・オーヴァー
19.サーカス/♡メネフネ♡ラブソング
20.TACO/Puttin' On The Ritz 踊るリッツの夜
21.ジャニーズ/若い夜
22.大空はるみ/Sho-jo-ji
23.NADIA GIFFORD/Last Christmas ラスト・クリスマス(日本語ヴァージョン)
24.森高千里/千里サンバ
25.小川知子/二十五才の遺書
26.弘田三枝子/マック・ザ・ナイフ

ありがたいことに随所で好反応いただきましたが、今回いちばん反響の大きかったレコはたぶんこれ。とにかく最高です!

 

以上。また企画してイベントやりますので、お楽しみに〜。今年も残すところあと数週間、ブログの更新もラストスパートで頑張ります!


<TOSHI> 夏三部作・アルバムレビュー(1)

こんにちは。昨夜はサッカー日本代表が快勝、またEURO2012も開幕しましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。昨日近畿地方でも梅雨入りが発表され、いよいようっとうしい季節に突入しました…。

ということで、梅雨空を吹き飛ばす新企画!(またです 笑)。タイトルにあるように<TOSHI>の魅力を、これから不定期で存分に語っていきたいと思います。えっ?ところでTOSHIって誰かって?某X JAPANの人ではなく、もちろん、トシちゃんこと、田原俊彦さんのことです!(以下、敬称略)



主に80年代、あれだけ栄華を極めた男性アイドル/歌手/タレントでありながら、ビッグ発言、事務所独立等色々あって、今はもうマスコミに取り上げられることもめっきり減ってしまったトシちゃん(少し前に娘さんが注目されましたが、その後どうなったんでしょうか?)。個人的には、このところ80年代の大ヒット曲を中心に彼の曲を聴き返す機会が増え、そのたびに何てカッコイイんだ!と認識を新たにした曲も多いのです。元々リアルタイムで好きな曲が結構あったのは事実ですが、30年ほど経った今でも充分に通用する、いやむしろ今の方がストレートに歌/楽曲の良さが伝わるのではないかという気がしているのです。

例えば、音楽的に語られる機会が比較的多い松田聖子に比べ(滞っている僕の特集、近いうち再開しますので…)、田原俊彦の場合、音楽的観点からは圧倒的に無視されてる感は否めません。しかし、そこはさすがに十数年も(90年代半ばまで)芸能界の一線を走ってきたトップ・ランナー。ヒットする理由が曲自体にもちゃんとあります。彼は今日のジャニーズ隆盛の基盤を築き上げた功労者であり、何よりもアイドル歌謡とダンスビートとの橋渡しを行った非常に重要なキーパーソンなのです。素晴らしい音源を「大人の諸事情」で埋もれさせてはいけない、誰もやらないなら僕がやらねば!と、このたびキャシャーン的に奮起した次第です。



なお男性アイドルとしてのカッコ良さという視点/視線は残念ながら少なめですので、熱狂的なファンの方々はその点ご了承頂ければと。あくまでレコード盤/CD を通して音楽的観点から魅力を掘り下げるという紹介の仕方になることを踏まえて、お楽しみ頂ければと思います。

前置きが長くなってしまいスミマセン。。彼の魅力を語る切り口は多々ありますが、まずは初期アルバムの「夏三部作」から始めましょう(以下3枚が該当。まぁこの名付け親は僕なんですけど 笑)。では、よろしくどうぞ。

・No.3shine Toshi('81)
・夏一番('82)
・波に消えたラブ・ストーリー('83)


Toshi_no3
■田原俊彦/No.3shine Toshi('81/6/24発売)

<A面>
1.ようこそロマンスへ
2.サンサン・サマービーチ
3.時よSTOP
4.君にメロメロディ
5.灼熱のシーサイド

<B面>
1.決めてアバンチュール
2.ウキウキ・セニョリータ
3.恋のホームスチール
4.熱い想いに気がついて
5.ジュリエットへの手紙

歌手デビュー2年目の夏直前、'81年6月に発表された3枚目のオリジナル・アルバム(タイトルはNo.3とサンシャインをかけてるんでしょうね)。帯のキャッチコピーは「光る波間でスウィング! 夏は僕がひとりじめ」。

基本的にトシちゃんはオリジナル・アルバムにシングルを収録しない方針だったため、本作にシングルは未収録。ちなみにこの時期発表されたシングルは「ブギ浮ぎI LOVE YOU」('81/4/1)、「キミに決定!」('81/7/1)で、この後「悲しみ2(TOO)ヤング」('81/9/2)という名曲へと続く。

※YouTubeでアルバム全曲プレイリストありました〜。何と!すごい!ぜひ試聴しながら、拙ブログをお楽しみ頂ければ幸いです。



以下、サラッとですが全曲レビュー。ホントにイイ曲多いナイス・アルバムだよなー。

<A面>
1.FGTH"Relax"+マイケル・ジャクソンぽいイントロから、アルバムへの期待が高まるオープニング曲。ファンキー・ビートと女声コーラスにシビレるサマー・ディスコ歌謡。クレジットには、作曲・小田裕一郎。なるほど〜。
2.エレキでGo Goなリズム歌謡。作曲・加瀬邦彦。なるほど。
3.火照った体をクールダウンさせるロッカバラード。グッとくる良曲。またしても作曲・小田裕一郎。この時期ノリに乗ってる。さすが〜!
4.スティール・ギターの響きが妙にツボにハマるリラックス・ハワイアン歌謡。間奏の語りが赤面モノ(これぞアイドルの王道!)。ちょっと三枚目なタイトルもグー。作詩・糸井重里(作曲・森雪之丞)。やる〜。
5.A面ラストは、氷川きよしにぜひカバーしてもらいたいフラメンコ・ラテン歌謡。この暑さがカッコイイ!作曲・宮下智(超名曲「ハッとして!Good」の作詞・作曲者。この人ホントに好きだな)。DJで使いたいッス。最高。

<B面>
1.イントロはビーチ・ボーイズ風、その後ロッケンなオールディーズ歌謡。チェッカーズあたりがやってそう。作曲・小田裕一郎。
2.軽薄なタイトルに期待高まる(トシ、こういうのホント似合う。もちろん褒め言葉)。音楽はバッチリ南国テイスト(ゆったりカリビアン、サルサ、高速ラテン・フュージョン)で想像以上に素晴らしい。作曲・宮下智。この人、やっぱ最高。
3.ギター・ソロやピアノがカッコイイ青春チアー・ポップ。でも野球絡みの歌はなぜかコミカルになる。と、クレジットを見ると、またも作詩・糸井重里(作曲・森雪之丞)。
4.正統派アイドル歌謡。しかしここでもビートが強調されてるなぁ。作曲・小田裕一郎。
5.最後は、今なおジャニーズ後輩たちに歌い継がれているというバラードで締め。夏が静かに終わっていくような、染みる名曲。作詩・作曲は宮下智。この人、本当に最高です。

なお全曲編曲は、船山基紀(公式サイトの「music index」にて関係作品がリスト化されてて重宝します!)。アルバムの音的には間違いなく貢献度MVP。アレンジャーとして関わられた仕事、個人的にさらに掘り下げていきたい。

諸事情あるのは分かりますが、トシちゃんもきちんとオリジナル・アルバムでの再発CD化を希望します!ホントにいいアルバム多いんで、ベスト盤しかちゃんと出てないのは勿体ないです(郷ひろみのレビューでも同じこと書いたような)。あと本アルバムにも付いてるけど、写真集を兼ねた歌詞カードとかのビジュアル面も非常に大事なんで、もし再発される際は、ビクターさん(ex.岩崎宏美、桜田淳子)のようにもろもろきちんと再現してほしいなぁ。ぜひよろしくお願いします。



ということで、長文失礼しました(本人も予想外・笑)。

今後は不定期ながら、田原俊彦のハッとしてgood!な魅力の一端をお届けできるよう頑張っていきたいと思います。乞うご期待(松田聖子も近々再開しますので・・・汗)。タイトルはいいの思いついたら付けるかもしれません。今後ともどうぞよろしくお願いします。

以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。


2010年上半期ベストアルバム

W杯も大詰め。決勝はオランダvsスペインという、ヨーロッパ強豪国同士の争いに(どちらが勝っても初優勝)。個人的にはオランダに頑張ってほしいけど、とにかく熱戦を期待したいです。しかし、約一ヶ月続いた祭りがまもなく終わるかと思うと、やはり寂しいですね…。



さて、早いもので今年も半分が終了。前回書いた通り、さくっと上半期新譜のベストアルバムを選んでみました。今の気分でセレクトしたため、あくまでご参考としてどうぞ。

※枚数がまとまってきたら、年末にはジャンル別ベストテンにする予定です。

Jorge_amar Galactic_yakamay Tokiasako_ranhansya Tshorty_backatown
Elipaperboy_come Kojimamayumi_br Mose_theway Bobbycharles_timeless Miom_flor Tete_premier

1.JORGE DREXLER/Amar La Trama
2.GALACTIC/Ya-Ka-May
3.土岐麻子/乱反射ガール
4.TROMBONE SHORTY/Backatown
5.ELI "PAPERBOY" REED/Come And Get It!
6.小島麻由美/ブルーロンド
7.MOSE ALLISON/The Way Of The World
8.BOBBY CHARLES/Timeless
9.松田美緒/Flor Criolla クレオールの花
10.TETE/Le Premier Clair De L'aube

取り急ぎ、各盤へのコメントなしでスミマセン。総評だけ書くと、ワールドミュージック、ルーツ・ミュージック、ポップ、グルーヴ、とバランス取れた感じではあるかなと。ただ、普段なら必ずランクインしているアメリカン・ロック(主にベテラン勢)がほとんどないのには我ながら驚いた。



以下、ザザッと次点的なものを挙げておきます(しっかり聴けてないのもあります)。

■ロック/ポップでは、他にこんなのもオススメ。
・LACK OF AFRO/My Groove Your Move
・THE NATIONAL/High Violet
・KEVIN BARKER/You & Me
・RUFUS WAINWRIGHT/All Days Are Nights: Songs For Lulu
・CAROLINA CHOCOLATE DROPS/Genuine Negro Jig
・YUKI/うれしくって抱きあうよ
・クラムボン/2010

■ソウル/ファンクでは、他にこんなのもオススメ。
・STANTON MOORE/Groove Alchemy
・ERYKAH BADU/New Amerykah Part Two: Return Of The Ankh
・MACY GRAY/The Sellout
・JANELLE MONAE/The Archandroid

■ワールドミュージックでは、他にこんなのもオススメ。
・SEPTETO HABANERO/90 Anos
・HINDI ZAHRA/Handmade
・RIZWAN & MUAZZAM MUJAHID ALI KHAN/Qawal
・GEORGINA HASSAN/Como Respirar
・KONONO No.1/Assume Crash Position
・QUANTIC PRESENTA FLOWERING INFERNO/Dog With A Rope



最後に。下半期(7月)購入につき選外としたが、下記は年間ベストテンに入る可能性あり。特に左2枚がお気に入り。

Benlonclesoul_ Roots_higo Rrandolph_wewalk Skacubano_mamboska
・BEN L'ONCLE SOUL/Same
・THE ROOTS/How I Got Over
・ROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BAND/We Walk This Road
・SKA CUBANO/Mambo Ska



以上、皆さまの音楽生活の参考になれば幸いです。では、また。

サッカーと音楽あれこれ(3)

もちろんワールドカップのことから。まずは日本代表、お疲れさまでした!今大会は試合ごとに強くなっていったのが頼もしかった。また勝つということがどれほどチームに力を与えるか、ひしひしと感じた戦いでもあった。魅力的なチームが解散するのは寂しいけど、今後の新代表チームにぜひ期待したい。

日本が敗退してW杯が終わったような気になってる皆さん、面白いのは、これからですよ(笑)。ということで、昨日から準々決勝。予想通りの熱戦が繰り広げられている。我らがオランダは、何と王者ブラジルに勝利!前半の完璧なブラジルを見せられて、正直勝てるとは思わなかった(優勝するのはブラジルだと半ば確信するような完璧さだった)。ブラジルは後半のオウン・ゴールから歯車が狂い始め、退場者を出すなど悪夢のような展開。まさかあんなもろさを露呈するとは…。サッカーの面白さ・恐ろしさを垣間見た。オランダ・ファンとしては嬉しい限りだけど。ロッベン、スナイデルには引き続き活躍を期待。

もう一試合はウルグアイがガーナに勝利。ガーナはいいチームだったけど、アフリカ勢初のベスト4進出ならず、残念。最後にあまりにも残酷なドラマが待ち受けていた。すぐ目の前にあった勝利がすり抜けていった悔しさは、日本の比ではないだろう。延長後半終了直前にPKを外したギャンは責められない(彼がいなければアメリカには勝ってなかった)。しかし、最後まで何が起こるか分からないよなぁ。これぞサッカーの醍醐味。一方、オランダとの準決勝に駒を進めたウルグアイはスアレス(手を出してボールを止め一発退場になったFW。自国ではヒーローでしょう)が欠場するんで、勝つのはちょっと厳しいかな。

今日はこれからアルゼンチンvsドイツ、スペインvsパラグアイとまた見逃せない試合が行われる。こちらのブロックではやはりアルゼンチンに頑張ってほしい。選手だけでなく(選手以上に?)、マラドーナの動きからも目が離せない(笑)。日本代表が去った今、オランダ&アルゼンチンがどこまで進むかが大きな楽しみ。もしかしたら、この2チームでの決勝もあるかも。ワクワク。



続いて、音楽ネタをいくつか。

■プリンス、新作をまた新聞の付録として無料配布
http://tower.jp/article/news/66922

殿下、またやってくれた。新作"20Ten"を、まずベルギーの新聞「Het Nieuwsblad」紙(7/10発刊号)に、続いてドイツ版「Rolling Stone」誌(8月号・7/22発行)に付録として無料で付けるらしい。前回イギリスでうまくいったんで、範囲を拡大か?そのうちCD売らなくなったりして。

■ジョン・レノン、生誕70年/没後30年リマスター盤など発売
http://tower.jp/article/news/66997
http://www.emimusic.jp/st/johnlennon/

<ギミ・サム・トゥルース>キャンペーンとして、色々出る模様。過去アルバムはリマスタリングされ、10/6に再発("Double Fantasy"はリミックス盤つきの2枚組仕様)。その他、以下のようなブツが。去年のビートルズ同様、盛り上がるか?

・ベスト盤 "Power To The People: The Hits"
・テーマ別に選曲されたCD4枚組セット "Gimme Some Truth"
・すべてのオリジナル・アルバムにレア音源や未発表音源、アルバム未収録EPなどを加えた11枚組のコレクターズ・ボックス "John Lennon Signature Box"

■ANTONY & THE JOHNSONS、新作は豪華仕様
http://tower.jp/article/news/67015

アントニー&ザ・ジョンソンズ、新作"Swanlights"が10月に発売される模様(ビョークも参加)。144ページにも及ぶアート・ブックが同梱されるということだけど、どちらかと言うと、本が主なのかな。Amazonでは「洋書」扱いだったし。いずれにしても楽しみ。

■GUIDED BY VOICES、マタドール21周年イベントで再結成
http://tower.jp/article/news/66990

6年前に解散したガイデッド・バイ・ヴォイシズが、マタドール21周年記念イベントで再結成するらしい。イベントにはソニック・ユース、ヨ・ラ・テンゴ、ペイヴメントなどレーベルに所縁のあるアーティストが多数出演する模様(詳細はこちら参照)。DVDとか出してほしいッスね。



気付けば今年も半分終了。ということで、次回は2010年上半期ベストアルバムをお届けします。たぶん数日のうちにはアップしますんで、お楽しみに。

サッカーと音楽あれこれ(2)

まずはワールドカップから。日本代表、やってくれた!試合をするたび強くなってる感じで、ついにベスト16進出。前回大会よりメンツは地味かもしれないけど、まとまりあるいいチームだと思う。ここからは強豪国とのガチンコ勝負。簡単ではないけど、ひとつでも多く上に駒を進められるよう、頑張ってほしい。深夜早朝のキックオフでも、絶対リアルタイムで応援しまっせー。

いよいよ決勝トーナメントが始まり、期待に違わぬ熱戦が繰り広げられている。ウルグアイvs韓国、アメリカvsガーナ、ともに見応えある試合だった。スアレス(ウルグアイ)の素晴らしいシュートで韓国が敗れ、ギャン(ガーナ)のフィジカルの強さにアメリカが沈んだ。今回かなりいいところまで行くのでは?と思っていたアメリカが敗れ、個人的にはちょっと残念な気もするが、アフリカ勢で唯一残っているガーナ(初のベスト8進出)にはぜひ頑張ってほしい。ちなみにアメリカvsガーナの試合会場では、クリントン元大統領とミック・ジャガーが談笑する場面も見られた。

今日はこれからドイツvsイングランド、アルゼンチンvsメキシコと、どちらも見逃せない好カードが行われる(ファンとしては、アルゼンチンにはできるだけ最後まで残ってほしいッス)。そう言えば、今大会は南米チームの活躍が目立っている。5チームすべてがベスト16入りしているなんて、南米好きとしては嬉しい限り。



サッカーのことはこれくらいにして。音楽のことも忘れずに、以下いくつか。

・ルーファス・ウェインライト、10月に来日決定!
http://tower.jp/article/news/66681
http://www.udo.co.jp/Artist/RufusWainwright/index.html

新作に準じたソロピアノ弾き語りライヴで、2年ぶりに来日。第1部は拍手・歓声禁止、第2部からは自由に楽しめる構成。前回見逃した身としては(大阪はスフィアン・スティーヴンスと同日だった…)、絶対行かなきゃね。下記の通り、東名阪で1回ずつの公演。

東京 :10/5(火)JCB HALL
名古屋:10/6(水)名古屋CLUB QUATTRO
大阪 :10/8(金)なんばHatch

・ジョン・フォガティ「センターフィールド」25周年記念盤発売
http://www.cdjournal.com/main/news/john-fogerty/31306

フジロックにも参戦する(!)元CCRのジョン・フォガティ(見たい!けど行けないんで、単独公演を希望します)、'85年の大ヒットアルバムがリマスター&ボーナストラック付きで再発。曲も良い好盤でオススメ。輸入盤は6/29発売予定。

・新譜リリース備忘録
まもなくシザー・シスターズ(6/29)、8月にはドクター・ジョン、ロス・ロボス(8/3)、ブライアン・ウィルソン(8/17)も出る(以上すべて輸入盤発売日)。日本人ではバッファロー・ドーター、SCOOBIE DO(7/7)が楽しみ。



最後に、最近購入したCDについて。

まずはフェイセズ(国境マスターも書いてましたね)、紙ジャケ・リマスター盤が出た。持ってるやつもあるけど、少し悩んだ末に全部買ってしまった(ベスト盤除く)。特殊ジャケもよくできてるなぁと感心。そして何よりも、彼ら流の酔いどれロック、シンプルでめちゃカッコイイ。
http://tower.jp/article/feature_item/44884

Cumbiabeat1
その他"Cumbia Beat Vol.1"(上掲ジャケ・最近当たりの多いVAMPI SOULから)など、良かったです。そろそろドイツvsイングランドが始まるんで、この辺で。

サッカーと音楽あれこれ

開幕して1週間経ったワールドカップ。日本が勝つとやっぱ盛り上がりますね!今日のオランダ戦はどこまで日本のいいところが出せるか、オランダのいいところを潰せるか、でしょう。少しでも決勝トーナメント進出に近づけるよう、頑張ってほしいです。

時間的・体力的制約があるため、リアルタイムで見れる試合が限られてしまうのが残念だけど、そこはやはりW杯、既にいろいろドラマがあって面白いッス。メッシ(アルゼンチン)の素晴らしさに惚れ惚れしたり、スペインやドイツが敗れる波乱があったり、イングランドが意外なほど不甲斐なかったりetc.。強豪が順当に勝ってほしいと思いつつ、予想外のチームが台風の目として出てきてほしいとも思います。

制約はあるものの、しばらくサッカー中心の幸せな(時に不幸せな)日々が続きます。日本はもちろんだけど、以前から大好きなオランダ、アルゼンチンがどこまで残るかによって、楽しめる度合いが随分変わってくるでしょう。でもまぁ、どこが勝っても負けても、記憶に残るような熱戦を期待したいところです。



サッカーのことを書くと切りがないので、この辺にして。以下、いくつか音楽の話題を。

・英ACEキャンペーン
http://tower.jp/store/news/435

タワレコ、P-VINEが共同で行うACE RECORDSのキャンペーンが先週から始まっている(タワレコ店頭のみ)。2枚以上購入で20%OFF、一度に1万円以上買うとTシャツがもらえる(数量限定)といった非常にソソる内容。僕も早速、買い逃していたものなどゲットしてきました。黒人音楽/オールディーズなどのコンピに定評あるレーベルのため、普段手に取らないけど気になってたジャンルのCDを買ってみるのも一興かと。

・MAVIS STAPLES新譜をJEFF TWEEDYがプロデュース
http://tower.jp/article/news/66144

ライ・クーダー制作の'07年作が素晴らしかったメイヴィス・ステイプルズ、新譜はウィルコのジェフ・トゥイーディーが手がけた模様。ランディ・ニューマン"Losing You"、アラン・トゥーサン"Last Train"のカバーも収録されており、これは楽しみ。

・Pファンク軍団のおむつギタリスト、GARRY SHIDERが死去
http://tower.jp/article/news/66465

ゲイリー・シャイダー、亡くなりましたか…。享年56歳。まだ若いよなぁ。謹んで故人のご冥福をお祈りします(現在P-FUNK聴きながら追悼中です)。



最近のオススメCDは、BOBBY CHARLES、MACY GRAYあたり。QUANTIC PRESENTA FLOWERING INFERNOは買ったけど、まだよく聴けてません。

新譜・再発含め気になるのがいろいろリリースされますが、何とかワールドカップの合間を縫ってレビューできればと思います。では、また。

W杯、組み合わせ決定!

久々にサッカーネタを。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/10southafrica/draw/index.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091205-00000027-jij-spo

来年6月に南アフリカで開催されるワールドカップ、グループリーグの組み合わせが決まりました(開幕戦は6/11、開催国・南アフリカvsメキシコ)。

気になる日本はグループE。オランダ(言わずもがなの世界トップクラス)、カメルーン(エトーを擁するアフリカ強豪国)、デンマーク(欧州予選ではポルトガル、スウェーデンを抑えての1位通過)と同組に。いやーっ、困ったことに強豪揃いです。でもW杯に出場する国は強豪ばかり(もしくは簡単に勝てるチームはゼロ)なので、濃淡の差こそあれ、どこのグループに入っても大変なんですが。

まぁ冷静に考えると、3敗の可能性が高いでしょうね…。少しひいき目にみても、どこか1チームから勝ち点1を上げる(引き分ける)のがやっとの1分け2敗。かなりひいき目にみれば、1勝1分け1敗までは行けるかもしれません。これで勝ち点差でギリギリ2位に滑り込んでトーナメント進出、というのが僕の妄想入りの希望です。

とは言え、サッカーは格上格下関係なしに、やってみないと分からないので。これからしっかりと準備をして、勝てるチーム作りを最優先にお願いしたいです。ちなみに日本の初戦相手国はカメルーンで、6/14(月)16時キックオフ(日本時間は23時)。会社から帰ってきてかぶりつきで観ることになるんでしょうね。勝ち負けは別にして(勝つのがベストですが)、これはイケるという自信をつけられるような試合をしてほしいなぁ。とにかく対戦相手も決まったし、頑張ってほしいです。

また昔からヨーロッパで最も好きな国であるオランダを観る回数が増えると思われ、個人的にはとても嬉しいことではあります(日本vsオランダではもちろん日本を応援しますよ)。岡田ジャパンが目標とするベスト4を達成するには、少なくともオランダと互角かそれ以上に渡り合えないと論外でしょう。オランダにどれだけ通用するのか、どれだけ現在の大きな差を詰められるのか、期待は薄めながら楽しみにしたいと思います。



もちろんサッカー好きにとって、見どころは日本戦以外にもたくさんあるわけで。違う意味でまた熱が入ります。例えば、グループA、グループB、グループGあたりは組み合わせを眺めるだけでワクワクします。かなりの好ゲームが期待できそう(特にグループGは強烈)。

また睡眠時間を削る日々が続くと容易に想像できますが(特にトーナメントに入ってからは)、南アフリカ大会のあの試合はスゴかったと、後々まで語り継がれるような勝負がひとつでも多く繰り広げられることを期待します。加えて、ノーマークだった国の健闘とか、新星の登場とか、そういうのもW杯の醍醐味ですね。う〜ん、楽しみ。

[Diary] 7/25

今日は天神祭。外出した際、たくさんの浴衣女性と遭遇。

帰宅したら、Amazonから以下の4枚が届いていた。

TRAVELING WILBURYS/The Traveling Wilburys Collection
THEY MIGHT BE GIANTS/The Else
XTC/Fossil Fuel(Singles 1977-92)
江利チエミ/SP原盤再録による江利チエミ ヒット・アルバム

トラヴェリング・ウィルベリーズは、音も良くなっててかなり満足(まだDVDは見れてないですが…)。TMBGは何とフルサイズのボーナスディスク付き(!)。内容も近年ではかなりいい方だと思う。これまた満足。急にXTC聴き直したくなって、ベスト盤買ってしまったり。

夜はサッカー、アジアカップ。日本、サウジアラビアに2-3で負ける…。嗚呼。


[Diary] 7/21

アジアカップ準々決勝、オーストラリア戦。高原のスーパーゴールで追いつくも、1-1のまま延長戦へ。120分でも決着せず、PK戦にもつれ込む。川口キレキレのスーパーセーブが2本あり、4-3で日本の勝利(PKで高原が外したのはご愛敬)。しかし、よく勝ったよな。

もろもろメールや電話。

今日はビートルズの"Revolver"と、ブルース・スプリングスティーンの"Live In Dublin"を。


[Diary] 7/16

新潟で地震(被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます)。夕方にはこちらでもそこそこの揺れがあった。深夜には雷と大雨。

庭の木でセミが鳴く。高校野球の県予選が始まる。そして夜は町の花火大会(アジアカップと重なり、音を聞いただけ)。いよいよ夏到来か。

アジアカップ、運命のベトナム戦は日本代表が4-1で快勝。地元で勢いに乗るベトナムは要注意だったが、結果的には地力の差が出た。特に3点目のパスワークは素晴らしかったなー。これで1位通過、いよいよトーナメントへ。これからは相当手強い相手しかいないので、さらに気を引き締めて行こう。

FISHBONE、DIZ & THE DOORMEN、昨日買った2枚など聴く。